スーパー・トランプ(アルバム)|スーパートランプの1970年デビュー作
スーパートランプが1970年7月にA&Mレコードから発表したセルフタイトルのデビュー・アルバム。ウィルズデンで録音され、リック・デイヴィスとロジャー・ホジソンが作曲、リチャード・パーマーが作詞を担当した初期の実験的作品。
概要
『スーパー・トランプ』は、イギリスのロック・グループスーパートランプによるセルフタイトルの第1作アルバムである。1970年7月にA&Mレコードから発売された(発売告知)が、当時はアメリカでは流通しなかった(初期の入手状況)。アメリカでの発売は1977年まで待たねばならず(アメリカ発売)、その頃までにバンドの姿は大きく変化していた。
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1 画像録音と音楽的特徴
本作は1970年6月、ロンドン北西部の地区ウィルズデンで録音された(録音場所)。音楽面では、まだ自己定義の途上にあったバンドの姿を示している。楽曲はロックにプログレッシブ・ロックおよびフォーク色を帯びたアレンジを融合させ、後年にグループを有名にした簡潔なポップ・ソングよりも、長い構成と多彩な音の質感を重視している。音楽はリック・デイヴィスとロジャー・ホジソンの共同クレジットで、各曲の歌詞はリチャード・パーマーが書いた(作詞クレジット)。
背景と展開
このデビュー作には、バンド初期の編成と志向が刻まれている。当時のスーパートランプは、1960年代後半から1970年代初頭にかけてのイギリス・ロックの潮流の中で、キーボード、重層的なギター、変化する曲形式を試みていた。その手法は、1970年代半ばから後半に制作した洗練されたチャート志向の作品と比べ、より実験的でラジオ向けではない。
評価と遺産
本作はそれ自体としては控えめな注目を集めたにとどまったが、バンドがメインストリームで成功を収める以前の作品であるため、ディスコグラフィーではしばしば異色作として扱われる。コレクターや長年のファンは、その雰囲気と、形成期にあったデイヴィス=ホジソンのソングライティング・パートナーシップを伝える記録として評価している。アメリカでの発売が遅れたことから、本作は同国におけるスーパートランプの評価を確立するうえで中心的な役割を果たさなかった。
主な事実
- バンドスーパートランプによるセルフタイトルのデビュー・スタジオ・アルバム。
- 1970年7月に(レコード発売)、A&Mレコードから発売。
- 1970年6月にウィルズデンで録音(スタジオに関する注記)。
- 音楽はリック・デイヴィスとロジャー・ホジソン、歌詞はリチャード・パーマーのクレジット(楽曲クレジット)。
- 当初はアメリカで入手できず(流通に関する注記)、1977年に同国で発売された(アメリカ盤)。
スーパートランプのサウンドの起点に関心を持つ聴き手にとって、本作は彼らの初期の実験と、後の広く知られる作品群を形作ったソングライティング上の関係を垣間見せる一枚である。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com スーパー・トランプ(アルバム)|スーパートランプの1970年デビュー作 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/95092