リプレイスメンツは、1979年にミネソタ州ミネアポリスで結成されたアメリカのロック・グループである。パンクの生々しい勢いとメロディ重視のソングライティングを組み合わせ、オルタナティブ・ロックの発展における初期の革新者として広く評価されている。
概要
1970年代末のミネアポリスの音楽シーンから登場したこのバンドは、荒々しいライブと、騒がしくギター主導の曲から内省的でポップ色の強い曲まで行き来する作曲スタイルで知られるようになった。そのサウンドはロックの伝統を受け継ぎつつ、後に続くインディー/オルタナティブの潮流を先取りしていた。
主要メンバー
- ポール・ウェスターバーグ — リード・ボーカル、ギター、主なソングライター
- ボブ・スティンソン — ギター(結成メンバー;1995年没)
- トミー・スティンソン — ベース・ギター(10代で加入)
- クリス・マーズ — ドラムス
主な作品
彼らの録音作品には、1980年代のインディペンデント・ロックを語るうえでしばしば挙げられるアルバムがいくつも含まれる。代表的な作品は次のとおり。
- Sorry Ma, Forgot to Take Out the Trash(1980年代初頭)
- Hootenanny
- Let It Be
- Tim
- Pleased to Meet Me
- Don't Tell a Soul
- All Shook Down
活動の流れと再結成
リプレイスメンツは1980年代を通じて影響力のあるアルバムを相次いで発表し、1990年代初頭に解散した。数十年後、生存メンバーは2010年代に選ばれたライブ公演のため再集結し、彼らのカタログとレガシーへの注目があらためて高まった。
レガシー
批評家やミュージシャンはこのバンドが、パンク・ロックと、その後に続くオルタナティブ/インディー・ムーブメントの橋渡しをしたと評することが多い。粗削りなエネルギーとメロディへの野心を併せ持つ彼らの音楽は、多くの後続アーティストに影響を与え、アルバムは今も新しい聴き手によって再発見され続けている。