韓国の平昌(ピョンチャン)で開催される2018年冬季パラリンピックに、アメリカから選手団が派遣されました。パラアルペンスキー、パラノルディックスキー、パラスノーボード、スレッジホッケー、車いすカーリングに出場しています。参加人数は63人。
代表チームの概要
アメリカの2018年冬季パラリンピック代表は、合計63名の選手とスタッフで構成され、アルペンスキー、ノルディックスキー(クロスカントリー・バイアスロン)、スノーボード、スレッジホッケー(アイスホッケー)、車いすカーリングの5競技に出場しました。大会は2018年3月9日から18日まで平昌(ピョンチャン)で開催され、各競技の出場者は国際大会での成績や各競技団体の選考基準に基づいて選ばれています。
選考と直前の強化大会
多くの種目でワールドカップや世界選手権が選考に用いられ、直前の国際大会が最終選考の場となりました。例えば、パラアルペンスキーの選考では、2018年2月にブリティッシュコロンビア州キンバリーで開催されたワールドカップ最終大会の成績が最終判断材料のひとつになりました。この大会の結果を受けて、最終的なチームは2018年2月20日に発表されました。
パラノルディックスキー(クロスカントリー・バイアスロン)でも、2018年2月23日を最終推薦期限として各国の出場枠が確定しました。パラスノーボードについては、2018年2月にブリティッシュコロンビア州ビッグホワイトで開催されたワールドカップ最終大会が選考に用いられ、同じく2月20日にアメリカの代表チーム名が公表されました。
主な選手と直前の実績
代表チームには国際大会で好成績を残してきた選手が多数含まれています。以下は直前の大会で特に注目を集めた選手たちです。
- アンドリュー・クルカ(Andrew Kurka) — パラアルペンスキー・シッティングクラスの有力選手。キンバリーでのワールドカップ最終大会では、男子ダウンヒル・シッティングで金メダル、男子スーパーG・シッティングで銀メダルを獲得し、平昌でのメダル候補として期待されました。
- ケンダル・グレッチ(Kendall Gretsch) — パラノルディックスキー(バイアスロン/クロスカントリー)の強豪。直前の大会では、バイアスロン女子6kmで金メダル、クロスカントリー女子12km(シッティング)でも金メダルを獲得し、複数種目でのメダル獲得が期待されました。
- ダニエル・クノーセン(Daniel Cnossen) — ノルディックの選手で、直前大会ではバイアスロン男子7.5kmで金メダル、クロスカントリー男子15km(シッティング)で銀メダルを獲得しました。強い持久力と国際経験を背景に平昌でも上位を狙いました。
スレッジホッケー(アイスホッケー)
アメリカのスレッジホッケーチームは、2017年の世界選手権でベスト4に入ったことで平昌2018の出場権を獲得しました。大会ではグループBに入り、アメリカとともに韓国、チェコ、日本はスレッジホッケー競技のグループBに入っていました。グループステージでの対戦を経て、メダル争いに挑みます。
車いすカーリング
車いすカーリングのアメリカ代表は、平昌大会に向けて複数の国際大会で調整を行いました。代表チームは2017年12月にニューヨーク州ユティカで開催された全米オープン、2018年1月にフィンランドのキサカリオで行われたキサカリオカップ、そして2018年1月に開催されたソチオープンなどを通じて実戦経験を積み、戦術やチームワークを磨きました。車いすカーリングはラウンドロビン方式での対戦が続き、アメリカは3月10日からの試合開始に合わせて準備を整えて大会に臨みました。
大会での位置づけと期待
平昌2018は、冬季パラリンピックにとって競技レベルの向上と参加国の拡大を示す大会であり、アメリカは従来の強豪国として多くのメダル候補を擁していました。アルペンスキーやノルディックスキー、スノーボードでは個人種目での表彰台が期待され、チーム競技であるスレッジホッケーと車いすカーリングでも上位進出が目標とされていました。
以上が、アメリカ代表チームの選考過程、直前の成績、主要な選手および大会に向けた準備の概要です。出場選手たちは冬季パラリンピックという大舞台での好成績を目指し、国内外の強豪と競い合いました。

