『ウェイ・ダウン・イースト』(1920年の映画)
D・W・グリフィス監督、リリアン・ギッシュとリチャード・バーセルメス主演の1920年サイレント・メロドラマ。氷結した川での救出場面と、サイレント映画屈指の興行収入で知られる。
概要
『ウェイ・ダウン・イースト』は、D・W・グリフィスが監督した1920年のサイレント映画である。ロッティ・ブレア・パーカーによる先行の舞台メロドラマを映画化した作品で、田園的な舞台、道徳的対立、ロマンティックなメロドラマを組み合わせている。最もよく知られる場面は、氷結した川で展開する劇的な救出劇である。この場面はサイレント時代の見世物性を象徴するものとなり、作品が顕著な興行的成功を収めることにも寄与した。
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4 画像物語と主題
物語は、社会的な非難と恋愛上の不運によって人生を一変させられる若い女性を追う。作品は無垢、社会的偽善、贖罪という主題を探究する。メロドラマとしての構成は台詞よりも人物の感情と視覚的な語りに重点を置き、表情豊かな演技によって、当時の観客に複雑な道徳的葛藤を伝えている。
出演者と演技
主人公を演じるのはリリアン・ギッシュであり、その演技は感情表現の明瞭さと身体的な献身でしばしば評価される。男性主人公はリチャード・バーセルメスが演じた。肉体的に過酷で、緊密に編集された一連のショットから成るクライマックスの救出場面でのギッシュの仕事は、初期アメリカ映画において最も頻繁に論じられる演技の一つであり続けている。
製作と作風
サイレント時代後期に製作された本作は、大規模な演出、慎重な画面構成、緊張を高めるための編集の重視といった、グリフィスの映画制作に特徴的な技法を示している。一部の場面は初期のカラー方式で撮影され、基本的には白黒の映画の中に短い色彩効果を生み出した。危険な氷の川の場面には屋外ロケーション撮影と実際的な手法が用いられ、その写実性と観客への衝撃に貢献した。
評価と遺産
公開当時、本作は大きな商業的成功を収め、サイレント映画のなかでも最高興行収入級の作品の一つと報じられている。批評家と歴史家は、大衆性と技術的な見せ場の融合を指摘しており、氷上の救出場面はサイレント時代のスタントと観客向けスペクタクルを研究する際に、しばしば引き合いに出される。長年にわたり、修復版の制作や回顧上映によって、この作品は研究者やサイレント映画愛好家の視野に保たれてきた。
主な事項
- ロッティ・ブレア・パーカーによる19世紀の人気劇に基づく。
- 実際的な効果を用いて演出された、氷結した川でのクライマックス場面で有名である。
- 主流のサイレント時代娯楽作品のうち、興行収入の高い例とみなされている。
- 初期のテクニカラーに似た方式で撮影された場面を、控えめに取り入れている。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com 『ウェイ・ダウン・イースト』(1920年の映画) Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/106946
出典
- filmsite.org : Dirks, Tim in The Greatest Films, film review, 1996-2008
- silentera.com : SilentEra entry
- filmcritic.com : Brenner, Paul
- sover.net : Schwartz, Dennis. Ozus' World Movie Reviews, May 27, 2007