1947-48シーズンはナショナルホッケーリーグの第31シーズンであった。6チームがそれぞれ60試合を戦った。スタンレーカップの優勝チームはトロント・メープルリーフスであった。彼らはデトロイト・レッドウィングスを4戦全勝で破った。このシーズンから新しいトロフィー、アート・ロス・トロフィーが導入され、レギュラーシーズンで最も多くのポイントを獲得した選手に贈られることになった。
概要
1947–48年のNHLは、第二次世界大戦後の安定期に入ったプロリーグの一つの節目となったシーズンです。参加チームは6チームで、各チームはレギュラーシーズンで60試合を戦い、勝利に2点、引き分けに1点という当時の方式で順位が決定されました。上位4チームがプレーオフに進出し、セミファイナルとファイナルはいずれも主に7試合制で行われました。
参加チーム
- ボストン・ブルーインズ
- シカゴ・ブラックホークス
- デトロイト・レッドウィングス
- モントリオール・カナディアンズ
- ニューヨーク・レンジャース
- トロント・メープルリーフス
レギュラーシーズンの特徴
各チーム60試合の長丁場の中で、選手のコンディション管理や移動、戦術の重要性が増し、個々の選手による得点争いも注目されました。ポイント制での順位付けは、プレーオフ進出とシード権に直結するため、序盤から終盤まで順位争いが続きました。
プレーオフ
レギュラーシーズンの上位4チームがプレーオフに進出。セミファイナルはそれぞれの対戦で勝ち上がったチーム同士がファイナル進出を争い、最終的にトロント・メープルリーフスが決勝でデトロイト・レッドウィングスを4戦全勝で下し、スタンレーカップ優勝を果たしました。シリーズを通じての堅い守備と効果的な攻めが優勝の要因とされています。
アート・ロス・トロフィー導入
このシーズンから新たに導入されたアート・ロス・トロフィーは、レギュラーシーズンで最も多くのポイント(得点+アシスト)を記録した選手に贈られるトロフィーです。トロフィーはホッケー界の先駆者であるアート・ロスにちなんで名付けられ、得点王への新たな栄誉としてリーグに定着しました。
注目点と影響
- 戦後の復興期にあたる時期であり、ファン動員やメディアの関心が増加した。
- 6チームによる「オリジナル・シックス」時代の中のひとつのシーズンとして、後のNHL史における基礎が築かれた。
- アート・ロス・トロフィーの導入により、個人の攻撃成績に対する評価がより体系化された。
総評
1947–48シーズンは、トロント・メープルリーフスの圧倒的な強さが際立ったシーズンであり、同時にリーグが個人タイトルの整備を進めた年でもありました。導入されたトロフィーや、各チームのプレースタイルは後のシーズンにも影響を与え、NHLの歴史に残る重要な1年として位置づけられています。