1948年冬季オリンピック(第5回オリンピック冬季競技大会)
1948年1月30日にスイスのサンモリッツで開幕した第5回オリンピック冬季競技大会。第二次世界大戦後初の冬季五輪であり、戦後のスポーツ復興における重要な一歩となった。
概要
1948年冬季オリンピックは、正式には第5回オリンピック冬季競技大会といい、第二次世界大戦による12年間の中断を経て冬季オリンピック運動が再開された大会である。1948年1月30日、以前にも冬季オリンピック競技が開催されたことのあるスイスの山岳リゾート、サンモリッツで競技が始まった。大会には伝統的な冬季スポーツの種目に選手が集い、終戦直後の時代における国際スポーツの、簡素で実用的な祝祭として運営された。正式名称と記録については、第5回オリンピック冬季競技大会の項目を参照。
画像ギャラリー
4 画像競技と会場
1948年の競技は、引き続き冬季競技の中核的な種目に重点が置かれた。競技は自然のアルプス斜面、凍結した湖、スケートリンクで行われ、費用のかかる新設工事よりも実用性を重視した施設が使用された。主要会場には周辺の山々にある滑降・回転用の斜面、フィギュアスケートとアイスホッケーのためのリンク、ボブスレー用の自然コースが含まれた。
- アルペンスキー — 滑降および回転
- ノルディック種目 — クロスカントリースキー、スキージャンプ、ノルディック複合
- フィギュアスケートおよびアイスホッケー
- ボブスレーおよびその他の滑走競技
歴史的背景
1940年大会と1944年大会が第二次世界大戦中に中止されたため、この大会は1936年以来初の冬季オリンピックだった。中立国スイスでの開催は、慎重な国際的和解を反映していた。直近の戦争の結果として参加を招待されなかった国があり、また政治的または物流上の理由から出席しなかった国もいくつかあった。このため、参加規模は戦前の大会と比べて小さく、参加国の分布にも偏りがあった。サンモリッツが選ばれた理由の一つは、1928年大会から適切な施設をすでに備えていたことである。同地は1928年冬季オリンピック以来、冬季スポーツ競技会を開催してきた実績を有していた。
意義と遺産
1948年冬季オリンピックは、メダルや競技結果を超える象徴的な重みを持った。大規模な国際スポーツ大会を再開できることを示し、ヨーロッパにおける冬季観光とスポーツ団体の復興を後押しした。また、武力紛争後の平和的な競争の場として、オリンピックの役割をあらためて強めた。参加規模と報道は後年の基準から見れば控えめだったが、大会はその後数年間における冬季スポーツのプログラムとインフラの再建・近代化に影響を与えた。
主な事項
- サンモリッツは、1928年と1948年に開催地となり、冬季大会を複数回開催した数少ない会場の一つとなった。
- 競技プログラムは定着した冬季スポーツを重視し、新設の恒久的な競技場ではなく、自然条件に大きく依存していた。
- 1948年大会は、オリンピック運動の再始動に果たした役割、および戦後復興期に簡素で目的を絞った国際競技会を実現したことによって、しばしば記憶されている。
開催都市、大会運営、各国の参加についてさらに調べるには、戦後直後の時期と国際スポーツ大会の再建を扱う信頼できるオリンピック史料および公文書館資料を参照するとよい。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com 1948年冬季オリンピック(第5回オリンピック冬季競技大会) Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/112007