2018 FIFAワールドカップ決勝戦は、2018 FIFAワールドカップの優勝を決める最後の試合であった。FIFAが主催するサッカー男子代表チームによる大会であるFIFAワールドカップの第21回決勝戦であった。2018年7月15日、ロシア・モスクワのルジニキ・スタジアムで、フランス対クロアチアの試合が行われた。試合はフランスが4-2で勝利した。19分にマリオ・マンジュキッチが決めたオウンゴールは、ワールドカップ決勝戦では初のオウンゴールであった。ワールドカップの勝者は、2021年FIFAコンフェデレーションズカップの出場権を獲得した。

試合の概要

決勝は攻守ともに激しい展開となり、フランスが序盤の幸運な形(オウンゴール)で先制した後、クロアチアが反撃して同点に追いつくという流れになった。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が導入された大会であり、この決勝でも判定にVARが関わる場面があった。最終的にフランスが追加点を奪い、4-2で試合を制した。

得点経過(主な時間・選手)

  • 前半19分:マリオ・マンジュキッチ(クロアチア)のオウンゴールでフランス先制。
  • 前半28分:イヴァン・ペリシッチ(クロアチア)が同点ゴールを決める。
  • 前半38分:ビデオ判定の結果、ペリシッチのハンドが認められ、フランスがPKを獲得。アントワーヌ・グリーズマンがこれを冷静に決めて再びフランスがリード。
  • 後半59分:ポール・ポグバ(フランス)が追加点を挙げる。
  • 後半65分:キリアン・ムバッペ(フランス)がさらに1点を加え、フランスが4-1とする。
  • 後半69分:マンジュキッチがGKウーゴ・ロリスのミスを突いて1点を返し、最終スコアは4-2となった。

主な出来事と論点

  • 前半のオウンゴールは、ワールドカップ決勝で初めて記録されたオウンゴールであり、試合の流れを左右した。
  • PK判定はVARを経て下されたもので、VARが決勝戦の結果に影響を与えた代表的な場面となった。
  • クロアチアは大会を通じて延長戦が続く厳しい日程の中で決勝に進出しており、体力面での厳しさも指摘された。
  • フランスは1998年以来2度目のワールドカップ優勝を達成し、指揮したディディエ・デシャンス監督は選手として優勝した1998年以来、監督としても世界王者となった。

大会・個人賞などの余録

  • 試合の公式マン・オブ・ザ・マッチはアントワーヌ・グリーズマンに贈られた。
  • 大会通算ではルカ・モドリッチ(クロアチア)が大会最優秀選手(ゴールデンボール)に選ばれ、キリアン・ムバッペがベストヤングプレーヤーを受賞した。
  • フランス優勝により、次回大会の関連大会である2021年FIFAコンフェデレーションズカップの出場権を獲得した(大会主催側の規定・スケジュールにより変更が生じる場合がある)。

その他の基本情報

  • 日付:2018年7月15日
  • 会場:ルジニキ・スタジアム(モスクワ)
  • 審判:ネストル・ピタナ(アルゼンチン)
  • 最終スコア:フランス 4–2 クロアチア
  • フランスのタイトル数:通算2回目のワールドカップ優勝(1998年に続く)

決勝はサッカー戦術、個人技、VARの導入による判定のあり方など、現代サッカーのさまざまな側面が凝縮された試合として語り継がれている。特に若きスター、ムバッペの活躍やデシャンの指揮ぶり、そしてクロアチアの苦闘と健闘は多くのファン・評論家に強い印象を残した。