概要

2019年(ローマ数字ではMMXIX)は、グレゴリオ暦の平年で、1月1日が火曜日に始まった。西暦(CE)および紀元後(AD)の2019年目、21世紀と第3千年紀の19年目にあたり、2010年代(2010s)の最後の年でもあった。

暦上の特徴

平年である2019年は365日で、2月29日のうるう日を含まなかった。順序としては、ユリウス暦およびグレゴリオ暦の通史的な数え方における通常の近代暦年の並びに位置づけられる。曜日の巡りや宗教暦上の扱いも、標準的なパターンに従っていた。参考や年表については、年表・年代学に関する資料(chronology)を参照。

注目された出来事と動向

2019年は、政治・社会・環境の各分野で高い注目を集める出来事が相次いだ。国際ニュースとしては、香港での大規模抗議活動、若い活動家に触発された世界各地の気候行動、そして12月の総選挙へとつながる英国のブレグジットをめぐる激しい論争があった。米国下院は、在任中の大統領に対する弾劾調査を承認し、継続的な影響を持つ重要な憲法上の出来事となった(impeachment)。

  • 災害と緊急事態: パリのノートルダム大聖堂で4月に発生した火災は世界的な注目を集め、アマゾンやオーストラリアの一部を含む地域では大規模な山火事が発生した。
  • 治安と暴力: 複数の国でテロ攻撃や銃乱射事件が起こり、政策と予防をめぐる議論を促した。
  • 科学と探査: 2019年には、ブラックホールの最初の解像画像のような画期的成果や、惑星探査ミッションの継続が見られた。

文化、科学、意義

芸術家、映画製作者、音楽家、作家たちは世界的に流通する作品を生み出し、技術と科学も急速な進展を続けた。イベント・ホライズン・テレスコープの共同研究は2019年に広く報じられた画像を公開し、宇宙探査ミッションは太陽系外縁天体や地球観測に関する新たなデータを加えた。2019年は、2020年に始まる世界的混乱の前の最後の暦年と見なされることが多い。年末には、中国・武漢で通常とは異なる肺炎症例の集まりがあるという初期報告があり、その後、国際的な公衆衛生上の注目を集めることになった(health reports)。

背景と遺産

歴史的に見ると、2019年は、グローバル化、気候への関心、デジタルな相互接続といった長期的な潮流と、その後に続く急速な変化の時期とのあいだをつなぐ節目として機能する。2019年に顕著になった政治指導者の交代、新たな外交上の緊張、文化運動は、その後の数年間も政策や公共的議論に影響を与え続けた(political change、social movements)。

さらに読む: 2019年の出来事について、詳細な年表や分析を知るには、各国年鑑、国際年表、分野別の概説を参照するとよい。