マシュー・スティーブン・ライナート(Matthew Stephen Leinart、1983年5月11日カリフォルニア州サンタアナ生まれ)は、ナショナルフットボールリーグのオークランド・レイダースに所属するアメリカンフットボールのクォーターバックである。大学では南カリフォルニア大学トロイアンズ校でプレーした。2004年、USC3年の時にハイズマントロフィーを受賞した。2006年、アリゾナ・カージナルスにドラフト指名される。2010年にカーディナルスから放出され、ヒューストン・テキサンズと契約。2012年シーズンからレイダーズに移籍。
経歴概要
出身・高校時代:カリフォルニア州サンタアナで生まれ育ち、高校時代から注目されるクォーターバックとして活躍しました。高校時代の実績により全国的に高い評価を受け、名門大学からの強い勧誘を受けて南カリフォルニア大学(USC)に進学しました。
大学時代(USC)
USCではチームの中心としてプレーし、精度の高いパスワークとゲームマネジメントでチームを牽引しました。2004年シーズンには個人として最も権威のある賞の一つであるハイズマントロフィーを受賞。大学時代の活躍により多数の賞やオールアメリカ選出に絡み、在学中はチームを常にタイトル争いに導きました。
プロ入りとNFLでのキャリア
- 2006年ドラフト:NFLドラフトで指名を受け、プロの舞台へ。ルーキーから期待を背負っての入団となりました(ドラフト順位はプロ入り時の注目点の一つ)。
- アリゾナ・カージナルス:カージナルスでは先発とバックアップを行き来しながら経験を積みました。チームのエース格の存在や怪我の問題などにより、安定して先発を務め続けることは難しい時期もありましたが、複数シーズンにわたってNFLの舞台でプレーしました。
- その後の移籍:2010年にカーディナルスを離れ、ヒューストン・テキサンズと契約。また、その後オークランド・レイダースなど複数のチームで短期契約を経験し、主にベテランのバックアップやリーダー的存在としてチームに参加しました。
プレースタイルと評価
ライナートは大学時代に評価された正確なパス、落ち着いたゲームコントロール、読みの良さが持ち味です。一方で、プロでは怪我やチーム事情、競争の激しさにより期待通りの長期的な先発定着には至らなかった面があり、批評家からは耐久性やフィジカル面を課題として指摘されることもありました。
主な受賞・栄誉
- 2004年 ハイズマントロフィー受賞(大学フットボール界の最高個人賞の一つ)
- USCでの在籍期間中に多数のチーム表彰や個人記録を残す(詳細はシーズン別記録参照)
引退後とその後の活動
現役引退後はフットボール界に関わる形でのメディア出演や解説、若手育成や事業活動など多岐にわたる活動を行っています。大学時代やNFLでの経験を生かして、解説・教育・コミュニティ活動に携わる例が知られています。
参考と補足
ライナートのキャリアは大学時代の輝かしい受賞歴と、プロでの試練が混在するものでした。USC時代の実績は今も多くのファンに記憶されており、プロでの経験は若手選手にとって学びの多い事例となっています。