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ブリティッシュ・レール11001形ディーゼル機関車

11001形は1949年に製造されたブリティッシュ・レールウェイズ初期の実験用ディーゼル機関車である。O・V・S・ブレイドによる単機設計で、パクスマン製エンジン、流体継手、SSSパワーフロー変速機を備え、低速域の多用途作業を想定した。

概要

ブリティッシュ・レール11001形は、国有化後のブリティッシュ・レールウェイズに導入された最初期の実験用ディーゼル機関車の一つである。1949年、アシュフォード工場で製造された。本機は、異なるディーゼル牽引方式を試験し、入換作業および軽貨物輸送における機械式・油圧式伝達装置の可能性を探るための試験車として構想された。当時の記録では、ブリティッシュ・レールウェイズが蒸気機関車から離れる初期段階を示す存在であり、戦後の動力車に関する実験の有用な一例とされている。資料

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設計と技術的特徴

本機は、サザン鉄道の主任機械技師を務めていたO・V・S・ブレイドによって設計された。主原動機は、毎分1,250回転で約500 bhpを発生するパクスマンRPHシリーズ1ディーゼルエンジンで、牽引および補助機器用の主要な動力源となった。エンジンの詳細 動力はヴァルカン・シンクレア製流体継手を介して、シンクロ・セルフ・シフティング(SSS)パワーフロー変速機へ伝達された。この変速機は、多段変速能力と比較的簡潔な機械的制御を組み合わせたものであった。

主要諸元

  • 軸配置:0-6-0(3つの動軸)
  • 主原動機:パクスマンRPHシリーズ1、毎分1,250回転で約500 bhp
  • 伝達装置:ヴァルカン・シンクレア製流体継手およびSSSパワーフロー変速機
  • 変速段:前進3段・後進3段で、各段に高速・低速レンジを設定
  • 速度範囲:極低速の徐行から本線での低速走行まで。第1段低速の約5 mphから、高速レンジの約36 mphまで。速度に関する資料

運用と性能

流体継手とSSS変速機の組合せにより、11001形は広く実用的な速度域と牽引力の範囲を備え、低速で重量のある入換作業と、支線でのより速い移動の双方に適した。SSS方式は、手動でクラッチを操作することなく、負荷がかかった状態でも滑らかに変速できたため、停止と発進を頻繁に繰り返す作業で有利であった。0-6-0の軸配置は、粘着力を得るために重量を動軸に集中させるものであり、高速性能より牽引力を重視した本機の目的を反映している。

沿革と意義

単機製作の試作機であった11001形は、新たに国有化された鉄道網において、各種の用途で蒸気機関車を置き換える適切なディーゼル機関車を見いだすために行われた、より広範な試験計画の一部であった。同一形式の量産車を直接生み出すことはなかったが、11001形のような機関車から得られた試験結果と運用経験は、その後のディーゼル機関車設計および代替的な伝達方式の採用に影響を与えた。そのため本機は、英国の鉄道牽引動力が蒸気からディーゼルおよび電気へ移行した過渡期に位置づけられる。

注目すべき特徴と遺産

11001形は、産業用の高速ディーゼルエンジン、多レンジの自動変速機、そして流体継手を組み合わせた点で注目される。この構成は、機関車が対応できる運用範囲を広げることを意図したものであった。その設計は、20世紀半ばにおける、機械的な簡潔さ、運用上の柔軟性、乗務員にとっての扱いやすさの均衡を図る試みを示している。技術面および歴史面をさらに知るためには、当時の技術報告書や保存団体の資料が有用な出発点となる。参考資料およびエンジン資料

現存車両や直接的な後継形式は広く見られるものではないが、11001形と同種の実験機は、初期のディーゼル化を扱う研究において、英国鉄道の牽引動力の発展における重要な足がかりとしてしばしば取り上げられている。

関連項目

著者

AlegsaOnline.com ブリティッシュ・レール11001形ディーゼル機関車

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/14291

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