ブリティッシュ・レール18100:試作ガスタービン電気機関車
ブリティッシュ・レール18100は、1951年にメトロポリタン=ヴィッカースが製造したガスタービン電気式の試作機関車である。西部地域の急行列車に使用され、戦後の動力近代化実験において役割を果たした。
概要
ブリティッシュ・レール18100は、急行旅客列車へのガスタービン動力の適用を試験するため、1951年に製造された一両限りの試作本線用機関車である。マンチェスターのメトロポリタン=ヴィッカースが製造したこの機関車は、イギリスの鉄道が近代化を進めるなかで、蒸気牽引に代わる方式を探った戦後の取り組みを代表するものであった。構想は第二次世界大戦終結前に生まれていたが、戦争と直後の混乱により完成は遅れた。運用期間中は主として西部地域に配置され、ロンドン・パディントン発の急行列車を牽引した。
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2 画像設計と技術的特徴
18100は、ガスタービンで発電機を駆動し、そこから牽引電動機へ電力を供給する方式を採用した。この構成は一般にガスタービン電気式と呼ばれる。これは、ガスタービンの高い出力重量比と、電気式伝達の制御性および柔軟性を組み合わせるものであった。設計者は、この方式によって長距離旅客輸送に適した高速かつ信頼性の高い機関車が実現すると期待した。
- 動力装置:主発電機に連結されたガスタービン。
- 伝達方式:複数の車軸装架式牽引電動機を用いる電気駆動。
- 用途:本線急行旅客列車。
製造者については、メトロポリタン=ヴィッカースを参照。この計画は国有化以前にグレート・ウェスタン鉄道が発注したものに起源を持つが、戦時中の優先事項により建造は1950年代初頭まで遅延した。この遅れの広い背景には、第二次世界大戦による混乱があった。
運用史
就役後、18100は西部地域で運用され、ロンドン・パディントン発の高速列車に用いられた。試作機として、タービン牽引における制御装置、保守体制、運用方法を試験するうえで貴重な存在であった。実際の営業運転は限られていた。これは、大量生産される形式の先駆けというよりも、実質的には実験機であり続けたためである。
遺産と意義
18100は、戦後に行われた蒸気牽引の代替方式の模索の一部として重要である。ガスタービン機関車には、コンパクトな出力供給や高速運転の可能性といった利点があった一方、燃料消費量や運用時の負荷サイクルへの感度といった欠点もあった。18100とほかの実験機から得られた教訓は、その後のディーゼルおよび電気方式の発展に活用されたが、ガスタービン牽引がイギリスの本線で広く普及することはなかった。そのため、この機関車は20世紀半ばの鉄道技術革新の歴史において重要な位置を占めている。
参考文献案内
18100に関する記述は、イギリスの実験的動力方式や、西部地域における蒸気牽引からの移行を扱う文献に見られることが多い。技術概要や運用記録は、その設計と試験中に生じた課題を理解するための背景を提供する。同時代の写真や技術報告書は、この構想がどのように実装され、試験されたかを示す資料となる。
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関連項目
著者
AlegsaOnline.com ブリティッシュ・レール18100:試作ガスタービン電気機関車 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/14295