カージナル類は、カージナル科に分類される、主として種子を食べるスズメ目の鳥類で、北アメリカと南アメリカに生息する。カージナル、ゴシキヒワ類、ホオジロ類として知られるさまざまな形態を含み、多くの種は公園や庭園で見られ、いくつかは北アメリカでよく知られた鳴禽類の代表でもある。

特徴

カージナル類は、一般にがっしりした中型の鳥で、種子を割るのに適した強く円錐形のくちばしをもつ。雌雄差がはっきりしていることが多く、雄はしばしば鮮やかな色彩を示し、最も有名なのはノーザンカーディナルの赤色である。一方、雌は褐色やオリーブ色などの控えめな色合いを帯びる。羽色、くちばしの形、発声の行動は属によって異なるが、多くは豊かで旋律的なさえずりと、明瞭な社会的ディスプレイを示す。

分類と進化

この科には、およそ50種がいくつかの属に分けて含まれる。歴史的には、ホオジロ類やスズメ類とともに扱われたものもあったが、近年数十年の分子研究によって関係が明らかになり、現在のカージナル科の構成へと整理された。よく知られた種には、ノーザンカーディナル(Cardinalis cardinalis)、ローズブレスト・グロスビーク、インディゴ・バンティング、ペインテッド・バンティングがある。

分布、生息環境と行動

カージナル類は、森林や疎林から低木地、草原の縁、郊外の地域まで、幅広い生息環境を利用する。多くは渡りをせず、特に温暖な地域では一年を通じて縄張りを保つが、季節移動を行うものもいる。食性は雑食寄りで、基本は種子と果実、繁殖期には昆虫も補助的に食べる。営巣はふつう低木や低い木の上で行われ、親鳥の両方が雛への給餌に関わることが多い。

重要性と識別

これらの鳥は、色鮮やかな雄と給餌台への頻繁な訪問のため、バードウォッチャーや住宅地の人々に人気がある。ノーザンカーディナルは文化的にも存在感が大きく、アメリカ合衆国の複数の州で州鳥に指定されている。カージナル科は、くちばしの形、羽色の模様、発声の組み合わせによって、フィンチ科やタナガー科のような似た科と区別できるが、識別には慎重な比較が必要なこともある。

保全と人間との関わり

カージナル類の多くは世界的には絶滅の危機にあるわけではなく、改変された景観にもよく適応するが、生息地の消失や分断、局地的な圧力は一部の個体群に影響を及ぼしうる。これらの鳥は、さえずりの学習、縄張り性、性淘汰の研究でしばしば対象となり、北米・南米の多くの鳥類群集の中で今もよく目につく存在である。