ドウォーシャク・ダム — ノースフォーク・クリアウォーター川のコンクリート重力式ダム
ドウォーシャク・ダムは、アイダホ州北部にある米国陸軍工兵隊の大規模なコンクリート重力式ダムである。1960年代後半から1970年代初頭に建設され、水力発電、貯水、レクリエーションに利用されている。
概要
ドウォーシャク・ダムは、アイダホ州クリアウォーター郡のクリアウォーター川ノースフォークにある大規模なコンクリート重力式ダムである。米国陸軍工兵隊が運営し、下流側のスネーク川流域における水力発電、貯水、洪水調節を目的として整備された。河床からの高さは約717フィート(約219メートル)に達し、発電設備の出力は約400メガワットである。技術的な概要と諸元については、技術プロファイルを参照。
画像ギャラリー
7 画像特徴と設計
このダムは、堤体自重によって貯留水の水平推力に抵抗する、一般的なコンクリート重力式構造である。建設地点は、発電に必要な貯水量と落差を最大限に確保できるよう選定された。その結果できた貯水池は、急峻な河川峡谷を水没させ、深く細長い湛水域を形成した。設備には、利用可能な有効落差に合わせて設計された水車・発電機を備える発電所、洪水を流下させる余水吐き、および放流を制御する放流設備が含まれる。さらに詳しい工学的情報は、技術概要で確認できる。
沿革と建設
スネーク川水系における水資源管理の改善を目的とする連邦政府の調査は1950年代に始まり、クリアウォーター川ノースフォークの地点は1953年に評価された。建設は1960年代半ばに開始され、地域で増大する電力および貯水需要に対応するため、1970年代初頭に完成・供用開始した。この施設は、アイダホ州選出の米国上院議員ヘンリー・C・ドウォーシャク・ジュニアにちなんで命名された。当時の記録や資料は、建設の歴史で参照できる。
用途、便益と環境的背景
主な用途は、水力発電、下流域の需要に対応する貯水、洪水リスクの軽減、および貯水池でのボート遊びや釣りなどのレクリエーションである。ダムからの放流は、発電の運用予定に対応するとともに、下流の水生環境に恩恵をもたらし得る冷水流を供給するよう管理されている。一方で、ダムは魚類の上流への移動を遮断したため、地域的な緩和対策が必要となった。運用・環境プログラムの概要は、管理と緩和対策を参照。
主な事実と位置づけ
- ドウォーシャク・ダムは米国でも特に高いダムの一つであり、世界的にも代表的な大規模コンクリート重力式ダムに数えられる。
- その規模と貯水容量は、かつて急峻な河川峡谷であった地域にレクリエーションの機会と特徴的な貯水池生態系を生み出している。
- 水力発電と漁業、生態系、地域の水需要との均衡を図るため、継続的な調査と運用調整が行われている。追加資料は参考文献に掲載されている。
多目的インフラとして、ドウォーシャク・ダムは太平洋岸北西部の水・エネルギー管理において重要な役割を担い続けている。このダムは、20世紀半ばのダム設計と、人間および生態学的な要請に対応しながら大規模ダムを河川環境へ統合する長期的課題を示す事例でもある。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com ドウォーシャク・ダム — ノースフォーク・クリアウォーター川のコンクリート重力式ダム Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/29402
出典
- commons.wikimedia.org : Dworshak Dam
- columbia-institute.org : "Black Rock is not a recreation site"
- cbr.washington.edu : "Dworshak Dam - Hydroelectric Project Information"