エクサバイト(EB)— デジタル情報の単位
エクサバイト(EB)は10^18バイトに等しいSIのデジタル情報単位です。クラウドサービス、科学計算、世界のインターネットトラフィックで扱われる膨大なデータ量を表します。
エクサバイト(exabyte、略号:EB)は、国際単位系(SI)におけるデジタル情報の単位であり、10^18バイトに等しい値です。惑星規模のデータ量や記憶容量を表すために用いられる、一般的に名称が付けられた接頭語の中でも最大級の一つです。この語は、10^18を意味するSI接頭語「エクサ(exa-)」と、デジタル情報の基本単位である「バイト(byte)」を組み合わせたものです。
大きさと基本的な換算
エクサバイトの規模を理解するには、より身近な記憶容量の単位と比較すると分かりやすくなります。
- 1エクサバイト = 1,000ペタバイト。ペタバイトとの関係については、ペタバイトを参照してください。
- 1エクサバイト = 1,000,000テラバイト、すなわち100万テラバイトです。
- 1エクサバイト = 1,000,000,000ギガバイト、すなわち10億ギガバイトです。
- 1,000エクサバイト = 1ゼタバイト。ゼタバイトの規模については、ゼタバイトを参照してください。
十進法と二進法による解釈
コンピューティングでは、大きな数量に対して二つの異なる慣例がよく用いられます。SI(十進法)による定義では、エクサバイトは10^18バイトであり、ストレージ製品の販売表示や多くの科学的な文脈における標準です。これとは別に、二進法に基づくエクスビバイト(EiB)があり、2^60バイト(約1.15×10^18バイト)と定義されます。両者の値は近いものの同一ではないため、技術文書ではエクサバイト(十進法)とエクスビバイト(二進法)を区別することがあります。
用語の歴史と由来
接頭語「エクサ」は、10のべき乗を示す標準化された接頭語を使うメートル法の伝統に沿ったものです。20世紀後半から21世紀初頭にかけて情報の保存と伝送の規模が拡大すると、ペタバイト、エクサバイト、ゼタバイトといった名称は、大型科学機器、世界規模の通信、企業向けストレージシステムが生成するデータセットを表すのに役立つようになりました。単位の一般的な定義とその背景については、単位の定義を参照してください。
用途、例、重要性
エクサバイトは、個々の消費者向け機器ではなく、集計された総データ量を表すために使用されます。代表例には、年間の世界全体のインターネットトラフィック、大規模クラウド事業者に保存されたデータの累積量、科学観測所や粒子加速器による複数年分のアーカイブがあります。ドライブの容量によって異なりますが、1エクサバイトは数十万台から数百万台の消費者向けハードディスクまたはソリッドステートドライブに相当し得ます。その規模から、エクサバイトは「ビッグデータ」を扱う政策立案者、技術者、研究者にとって便利な単位です。
重要な区別
数値や調達提案を比較する際には、数量が十進法(SI)のエクサバイトで示されているのか、二進法のエクスビバイトで示されているのかに注意が必要です。非常に大きな規模では、その差が重要になる場合があります。エクサバイトに含まれるバイト数の基本的な参照先については、バイトの解説を参照してください。大規模なインターネットおよびストレージの統計では、世界規模の傾向や容量を表すため、エクサバイトやゼタバイトが一般的に用いられます。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com エクサバイト(EB)— デジタル情報の単位 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/32866