つる座(星座)|南天の「鶴」を表す星座
つる座は、ラテン語で「鶴」を意味する南天の星座。明るい恒星のアルファ・グルイス、赤色巨星、淡い銀河を含み、大航海時代にヨーロッパの星図に加えられた。
概要
つる座は、ラテン語で「鶴」を意味する南天の星座である。中程度の大きさの星の並びで、主として南緯の地域から見え、南半球の秋ごろの月にとりわけ目立つ。歴史的には首の長い鳥として描かれ、大航海時代にヨーロッパの星図へ導入された星座群の一つをなす。
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6 画像恒星と主な特徴
この星座で最も明るい恒星はアルファ・グルイスで、しばしばアルナイルと呼ばれる。青白い恒星で、鳥の胴体を示す。ベータ・グルイスは対照的に目立つ天体であり、控えめな口径の望遠鏡や双眼鏡でもその色彩が際立つ低温の赤色巨星である。肉眼で見える恒星のほかにも、つる座には淡い銀河や銀河群がいくつかあり、アマチュア天体写真や小型望遠鏡の観測対象となる。
歴史と命名
つる座は、航海者たちが南天を探査した16世紀後半から17世紀初頭にかけて、ヨーロッパの星図に定められた。ヨーロッパからは見えない新しい南天の星座の組を完成させるため、地図製作者が鶴の姿を選んだ。現在の星座境界と公式な承認は、国際天文学連合が星座の境界を標準化した20世紀に確定した。
つる座の観測
南半球では、つる座は地平線から高く昇り、ほうおう座、ちょうこくしつ座、インディアン座、みなみのうお座などの近くに見つけられる。観測者は、明るく視覚的に印象深いアルファ星とベータ星の組を手がかりにする。星座の境界内にある淡い銀河を見出すには暗い空が必要である。天の赤道よりかなり南に位置するため、北半球の広い地域からはほとんど見えない。
重要性と特色
広く知られた深宇宙天体の見どころは多くないが、つる座は進化した恒星や近傍の銀河群の研究に役立ち、南天の星図ではなじみ深い目印となっている。海洋探検の時代に創設されたことは、古典的なギリシア・ローマの星座を越えて天文学的知識が歴史的に拡大したことを代表する例でもある。
隣接する星座
- ほうおう座
- ちょうこくしつ座
- インディアン座
- みなみのうお座
- くじゃく座
関連項目
著者
AlegsaOnline.com つる座(星座)|南天の「鶴」を表す星座 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/41110
出典
- iau.org : "Grus, Constellation Boundary"