『Keep Your Hands Off My Power Supply』—スレイドの1984年全米発売盤
スレイドの12作目のスタジオ・アルバム。『The Amazing Kamikaze Syndrome』を再編集した1984年の全米発売盤で、「Run Runaway」「My Oh My」を収録し、同バンド最大の全米チャート成功作となった。
概要
1984年、英国で先行発売された作品を再編集し、より広い米国の聴衆にグループを紹介する目的で『Keep Your Hands Off My Power Supply』が発売された。本作を手がけたのは、大音量で観客が合唱しやすいロック・アンセムで知られる、ベテランのイングランドのバンドスレイドである。米国では、このアルバムが彼らにとって最も商業的に成功した作品となり、トップ40入りを果たして継続的なラジオ放送を得た。
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1 画像背景と発売
本作の発売は、英国のグラムの影響を受けたハードロックに対する米国での関心が再燃していた時期に合わせられた。ほかのバンドによるスレイド楽曲のカバー、特にクワイエット・ライオットによる「Cum On Feel the Noize」のヒット版が成功したことは、プロモーターとレコード会社がこの作品群を海外向けに再編集・販売する後押しとなった。レコードは実質的にThe Amazing Kamikaze Syndromeの米国盤であり、曲順とアートワークは同市場向けに調整されている。
音楽性と収録曲
音楽面では、力強いリフ主体の楽曲、壮大なコーラス、ときにバラード調の要素を組み合わせている。スタジアム規模の印象的なフックを書く能力と、直截なロック・ナンバーの双方を示す内容である。本作からの代表的なシングルは、ギターの迫力と旋律的なコーラスを結び付け、主流ロックのラジオ番組編成担当者に訴求した、エネルギッシュでラジオ向きの楽曲だった。
シングルとプロモーション
- Run Runaway — 推進力のあるアンセミックなシングルで、アルバムからの最も知られた全米ヒット曲となった。
- My Oh My — よりメロディアスで情感的なチャート入り作品であり、本作の訴求力を広げた。
- Slam the Hammer Down — ロック・ラジオおよび映像メディア向けのプロモーション・シングルとして発表された。
全米トップ40圏内で最高位を記録した本作は、スレイドにとって米国で最も高位に到達したLPとなり、多くの新しいリスナーに彼らのカタログを紹介した。
評価と特記事項
『Keep Your Hands Off My Power Supply』は、1980年代半ばにおけるスレイドの米国での存在を決定づけた発売作としてしばしば挙げられる。米国のファンにとっては、当時の比較的新しい作品を最も親しみやすい形でまとめたアルバムであり、この時代の英国ロック作品が大西洋を越えて再利用された事例を論じる際の参照点でもあり続けている。作品の起源に関心がある場合は、The Amazing Kamikaze Syndromeのオリジナル英国盤と直接比較し、シングルとプロモーションが米国市場向けにどのように調整されたかをたどることができる。
バンドの歩みと、彼らの音楽への関心を再び高めた同時代のカバーについては、スレイドおよび1980年代半ばのハードロック・シーンに関する資料を参照のこと。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com 『Keep Your Hands Off My Power Supply』—スレイドの1984年全米発売盤 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/52694