コラ――西アフリカの21弦ハープ・リュート
コラは21本の弦を持つ西アフリカの撥弦楽器で、ハープとリュートの特徴を併せ持つ。マンディングの口承伝統、儀礼音楽、現代のワールドミュージックで重要な役割を果たす。
概要
コラは、ハープとリュートの両方の特徴を兼ね備えた、西アフリカの伝統的な弦楽器である。一般に21本の弦を備え、親指と人差し指で弦をはじき、それ以外の指で棹を支えて演奏する。この楽器は、世襲の音楽家・口承史家であるジェリ(グリオ)の階層と密接に結び付いている。彼らはコラを用いて、賛歌、系譜、歴史、社会的な論評を語る歌の伴奏を行う。
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10 画像構造と部位
伝統的なコラは、大きなヒョウタンを半分に切り、牛革で覆って共鳴胴としたものである。長い硬木製の棹がヒョウタンを貫通し、弦は革の表面に置かれた切れ込み付きの駒から、棹に沿って設けられた調律用の輪または糸巻きへと張られる。弦には伝統的に細い皮革または植物繊維が用いられたが、現在ではナイロン製釣り糸が使われることも多い。奏者は革製の輪や糸巻きを動かし、異なる旋法的な調律を作る。
演奏技法と音楽上の役割
コラは垂直に構え、両手で演奏する。親指が低音のパターンを奏し、人差し指が旋律と相互に組み合うリズムを形作る。この奏法により、複雑なオスティナートや即興的な装飾を可能にする、層状でポリリズミックな響きが生まれる。レパートリーは独奏曲から、賛歌、叙事詩、儀礼音楽、現代作品の声楽伴奏まで多岐にわたる。
歴史と文化的意義
コラは、現在のマリ、ギニア、セネガルとその周辺地域に暮らすマンディング語系の人々の間で生まれ、長く続く世襲音楽家の伝統の中で発展した。世代を経て、この楽器は文化的記憶の象徴となった。ジェリは歌を通じて歴史や社会規範を伝承してきた。20世紀から21世紀にかけて、コラは世界各地の舞台や録音にも進出し、ジャズ、クラシック音楽、ワールドミュージックにおける共同制作に影響を与えた。
変種、現代的発展と注目される演奏家
現代の製作者は、伝統的な設計に根ざしつつ、電気増幅、弦数の追加、新素材の採用を試みている。著名なコラ奏者たちはこの楽器を国際的に知らしめ、そのレパートリーを広げてきた。現代の奏者やアンサンブルは、伝統の継承と創造的な革新の両方を示している。
関連情報と資料
主な事実:コラは21弦の楽器と説明されることが多いが、地域的・歴史的な違いがある。ハープとリュートを融合したその設計は、アフリカの弦鳴楽器の中でも特徴的であり、多くの西アフリカ共同体の音楽生活の中心をなしている。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com コラ――西アフリカの21弦ハープ・リュート Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/54256
出典
- coraconnection.com : "Information about the Kora"