Nordland IIは、スウェーデンのエクストリームメタル・バンドBathoryの12作目のスタジオ・アルバムで、2003年3月31日にBlack Mark Productionsから発売された。Nordland Iの続編として構想され、バンドの中心的な創作力のもとで広められた、長尺で雰囲気重視のメタルを再訪し、さらに磨き上げる2部作の後編にあたる。
音楽性と歌詞の主題
音楽面では、このアルバムはヴィーキングメタルに根ざしている。これは、重厚でしばしばミッドテンポのリフに、広がりのあるメロディ、合唱、時にアコースティックなパートを織り交ぜるサブジャンルである。歌詞やイメージは北欧神話、サーガ、北方の自然に大きく依拠しており、初期のエクストリームメタル作品に見られるミニマリズムや攻撃性よりも、叙事的な空気を生み出している。楽曲は技巧の誇示よりも、雰囲気、物語性、儀式性を前面に出している。
背景と制作
Nordland IIの時点で、バンドは長くエクストリームメタル・シーンとその派生に結びつけられていた。この企画は、初期の画期的な作品で示された神話的主題と大規模なアレンジへ意図的に回帰するものでもある。Bathoryは先駆的なブラックメタル/エクストリームメタルの存在として始まったが、この後期作品群は、層を成す音像と、曲をまたぐ主題的な統一感によって特徴づけられる。本作は前作の対になる作品として録音・制作され、まとまりのある2巻構成の表現へと結実した。
評価と影響
批評家やファンは一般に、Nordland IIをBathory後期におけるヴィーキングメタル・サウンドの再確認として捉えている。この作品は、メタルにおいて歴史や神話を扱う後続のアーティストたちにも影響を与えた。主な作曲者で演奏者であるQuorthonが本企画の推進力であり、これらのリリースは、2004年の死去の前に残した主要作の中でも後期の重要作に数えられる。商業的な路線変更を狙ったものではないが、2枚のNordlandアルバムは、その一貫した雰囲気と大きな構想でしばしば言及される。
主な情報
- 発売日: 2003年3月31日。
- レーベル: Black Mark Productions。
- ジャンル: ヴィーキングメタルを基盤とし、より広いエクストリームメタルの系譜にも連なる。
- 本作で2部作は完結し、公式なNordland IIIの計画はなかった。
- 歌詞の焦点: 北欧神話とサーガに着想を得た物語性。
- バンド: Bathoryが、Quorthonの主導のもとで制作した代表的な作品。