概要
北西は、北と西のちょうど中間にある方位である。多くの航法体系では方位角315°に相当し、一般にNWと略記される。これは四つの主要な中間方位の一つであり、南東の正反対に当たる。この対向関係は、方位の表記や向きの把握に用いられる。
特徴
中間方位としての北西は、基本となる四つの方位のあいだに位置する。コンパスや、航海者・地図製作者が用いてきた伝統的な方位盤に示される。より細かな表現が必要な場合は、北北西(NNW)や西北西(WNW)のように、さらに分割された方位も使われる。
歴史と発展
北西という概念は、初期の海上航行や陸上の道案内とともに生まれた。人々が四つの基本方位を定め、そのあいだの中間方位を体系化したことで、地図や海図、初期の探検で共通の方位を示しやすくなった。コンパス、星、そして後には磁気式・ジャイロ式の計器によって、これらの方位に標準的な方位角を割り当てられるようになった。
用途と例
- 航海・操船: 進路を設定し、進行方向を報告するのに使う。
- 気象報告: 北西から吹く風は予報で一般的にこう表現される。
- 地理・地域名: パシフィック・ノースウエストのように、広い位置関係を示す名称に用いられる。
- 日常の道案内: 方位や目印を使って行き先を伝える。
特筆すべき点
北西は、NNWやWNWのような隣接する方位と混同しないように注意が必要である。これらは、それぞれ北または西により近い方位を示す。多くの体系では、この語は正確な方位として扱われ、その反対側の方位と対になっている。一方、口語では、標準的な地図の「左上あたり」を単に意味することもある。関連する参照や基準を確認するには、航法の資料や用語集、地域説明を参照するとよい(コンパス資料、北と西の関係)。
北西がほかの方位とどう関係するかを簡潔に比べたい場合は、基本的な航法ガイドや入門的な地図作成資料を参照するとよい(方位盤、南東)。