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ウェストミンスター宮殿(国会議事堂)

ロンドンにある英国議会の所在地。19世紀にゴシック・リヴァイヴァル様式で再建され、ウェストミンスター・ホール、庶民院・貴族院の議場、エリザベス・タワーとヴィクトリア・タワーを含む。

ウェストミンスター宮殿は、一般に国会議事堂(Houses of Parliament)と呼ばれ、イギリスの議会機関が集まる中心的な場所である。ロンドンのテムズ川北岸に位置し、国の立法府であるイギリス議会の二つの院、すなわち選挙で選ばれる庶民院と任命制の貴族院を収容している。この複合施設は現に政府機能が営まれる建物であるとともに、イギリスの政治生活を象徴する存在でもある。

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主要部分と建築

この敷地には、中世から残る建造物と19世紀の再建部分が併存している。とりわけ重要な要素には、以下がある。

  • ウェストミンスター・ホール — 複合施設の大部分より古い中世の大広間で、現存する最古の主要部分である。
  • 討論議場 — 庶民院と貴族院がそれぞれ会議を行う二つの主室であり、各院には異なる配置、調度、伝統がある。
  • — 最も目立つのは、鐘「ビッグ・ベン」と通称で結び付けられるエリザベス・タワーと、反対側の端にあるヴィクトリア・タワーである。
  • 中央部の執務室と廊下 — 議会業務を支えるセントラル・ロビーや委員会室などを含む。

現在の外観は、再建期に採用された19世紀の中世ゴシック解釈であるゴシック・リヴァイヴァルの装飾によって特徴付けられる。建築家と職人たちは、装飾的な石造細工、小尖塔、尖頭窓を組み合わせ、川沿いに統一感のある輪郭をつくり出した。

歴史と発展

ウェストミンスター宮殿は何世紀にもわたり王宮と集会の場の両方として用いられた。その議会機能は、初期の助言者たちの集まりから、近代政府の組織化された制度へと、時を経て発展した。19世紀初頭の壊滅的な火災により中世の複合施設の大部分が失われたため、1800年代半ばに大規模な再建事業が開始され、建物は現在の形となった。外観と内部の大部分はこの再建によるものである一方、ウェストミンスター・ホールと旧王宮のほかのわずかな部分は生き残った。

用途、儀式、主な出来事

宮殿は主として、立法に関する討論、法制定、委員会による調査、および国会開会式などの正式な国家儀式の場である。また、重要な歴史的出来事の舞台にもなってきた。1605年には、議場の破壊を企てた火薬陰謀事件が発覚し、ガイ・フォークスを含む共謀者が拘束された。この事件は毎年11月5日にボンファイア・ナイトとして記念される。それ以前に、この建物は王宮およびイングランド議会の所在地としての役割から、国家立法府の中心へと変化していった。

地位、保護と一般公開

ウェストミンスター宮殿は、ウェストミンスター寺院を含む密接に関連した歴史的建築物群の一部を成している。これらは建築的・歴史的な重要性により、ユネスコから世界遺産として認定されている。この場所は現在も稼働中の職場であり、ガイドツアーや特別な見学日に限られる場合を除き、その大部分は一般公開されていない。ただし、敷地周辺と外観は主要な観光名所となっている。

主な特徴と位置付け

  1. 再建された宮殿は、大規模な公共事業に適用されたゴシック・リヴァイヴァル建築の代表例である。
  2. 中世からの現存部分と広範な19世紀の設計を組み合わせ、重層的な歴史的性格を生み出している。
  3. 象徴的かつ実務的な政府の中心であるため、世間の注目、儀礼、そして時には安全対策の焦点となる。

今日もウェストミンスター宮殿は、イギリスの議会制民主主義の心臓部として機能し続けると同時に、首都における重要な文化的・建築的ランドマークを代表している。

関連項目

著者

AlegsaOnline.com ウェストミンスター宮殿(国会議事堂)

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/74105

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