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相対湿度:定義、測定方法、気象・快適性への影響

相対湿度とは、ある温度で空気が含む水蒸気量を、含み得る最大量と比較して示す指標です。天候、快適性、建材、各種技術工程に影響します。

概要

相対湿度(RH)とは、空気中に存在する水蒸気の量を、同じ温度でその空気が保持できる最大量に対して表す一般的な指標である。通常は百分率で示され、0%は実質的に乾燥した空気を、100%は空気が飽和している状態を意味する。飽和状態では、さらに冷却されたり水蒸気が加わったりすると結露が生じる。空気が保持できる水蒸気の量は温度に強く依存するため、水分の絶対量が一定でも相対湿度は変化し得る。

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物理的基礎と式

概念的には、相対湿度は実際の水蒸気の分圧(または質量)を、同じ温度における飽和水蒸気圧(または飽和混合比)で割り、百分率に換算したものである。気象学および工学で用いられる簡単な式は、RH=(実際の水蒸気圧/飽和水蒸気圧)×100%である。空気が露点まで冷却されると、飽和水蒸気圧は実際の水蒸気圧に等しくなり、RHは100%に達する。このとき結露が起こり、露、霧、雲粒などが形成される。

測定と一般的な計器

相対湿度は、湿気に応答する電子センサーによって直接測定できるほか、熱力学的手法によって間接的に求めることもできる。代表的な計器・手法には次のものがある。

  • 湿度計:機械式・電子式があり、湿気に応じて変化する材料や回路を用いる。
  • アスマン通風乾湿計などの乾湿球温度計:温度差から相対湿度を推定する。
  • 気象観測所や空調設備で使われる、静電容量式、抵抗式、冷却鏡面式のセンサー。

影響、例および重要性

相対湿度は、快適性、健康、材料、気象に影響を与える。実用上の代表的な影響は以下のとおりである。

  • 人体の快適性:RHが低いと皮膚や粘膜が乾燥することがあり、高いと気温がより暖かく感じられ、カビの生育を促す場合がある。
  • 建築物と材料:高いRHが継続すると木材、繊維、保管品が損傷することがあり、低いRHは収縮や静電気の原因となり得る。
  • 気象と気候学:RHは雲や降水の形成、ならびに霧や露の予報における重要な要因である。
  • 産業工程:多くの製造、保管、実験室での作業では、品質と安全のためにRHの制御が必要となる。

区別と留意点

相対湿度は、空気の単位体積または単位質量当たりの実際の水蒸気量を測る絶対湿度や比湿とは異なる。RHは温度に依存し、水分が加わらないまま空気塊を暖めるとRHは低下し、冷やすと上昇する。このため、冬季の室内暖房は、屋外の水分量が変わらなくてもRHを低下させ、環境をより乾燥して感じさせることが多い。快適な範囲としてはRH約30~60%がよく挙げられるが、正確な目標値は活動内容、在室者数、建物の設計に左右される。

参考資料と関連情報

関連項目

著者

AlegsaOnline.com 相対湿度:定義、測定方法、気象・快適性への影響

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/82005

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