ロス248(HHアンドロメダ座):近傍にある赤色矮星のフレア星
ロス248はHHアンドロメダ座、グリーゼ905とも呼ばれる、アンドロメダ座にある近傍の赤色矮星・UV Ceti型フレア星である。距離は約10.3光年で、望遠鏡なしでは観測できないほど暗い。
概要
ロス248(変光星名HHアンドロメダ座、グリーゼ905としても収録)は、北天のアンドロメダ座の方向に位置する近傍の赤色矮星である。地球からの距離は約10.30光年(約3.16パーセク。パーセク参照)で、太陽に近い恒星の一つに数えられる。この近さにもかかわらず、ロス248は本質的に暗く、肉眼では見えない。
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3 画像物理的特徴
ロス248は低質量で低温の赤色矮星であり、UV Ceti型として知られるフレア星の一員でもある(UV Ceti型変光星)。この種の恒星は対流層と強い磁気活動をもち、それによって急激で短時間の増光が生じることがある。小さな半径と低い光度を備えるため、極低質量の恒星天体の物理や恒星磁場を研究するうえで有用な例となっている。
運動と発見史
この星は1926年、天文学者フランク・エルモア・ロスが高固有運動星のサーベイで初めて一覧に収録した。一般名はこのカタログ収録に由来する。ロス248は天球上で顕著な固有運動を示し、それが比較的近距離にあることを明らかにする手がかりとなった。年周視差を含む精密な位置天文観測により、その距離と太陽に対する運動が確定された。
科学的関心と探査
近傍のM型矮星の一つとして、ロス248は恒星活動、大気組成、低質量星の周囲にある惑星の探索に関心を集めている。近傍星の視線速度信号やトランジットを調べる装置では、この天体も観測対象に含まれてきた。しかし、確認済みの惑星系ではなく、主として恒星としての活動的な振る舞いで知られている。
特筆事項と関連情報
- 変光星 designation:HHアンドロメダ座。フレア活動と監視された明るさの変動を示す名称である。
- カタログ識別子と資料:恒星カタログやデータベースは、カタログの項目、または近傍星リストの参照資料で確認できる。
- 将来の相対運動:今後数万年の間に、ロス248は太陽に対してより近づくと予測され、一時的には太陽系に最も近い恒星の一つとなる。
簡潔な参考情報や観測データについては、恒星カタログおよび近傍星の集成を参照できる(カタログ、観測記録)。パーセクと恒星の種類に関する教育的な解説も背景知識となる(パーセク、フレア星、赤色矮星)。画像や観測の案内は、アンドロメダ座を扱う天文学普及資料や、近傍星を対象とする専門データベースでも利用できる。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com ロス248(HHアンドロメダ座):近傍にある赤色矮星のフレア星 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/84208
出典
- adsabs.harvard.edu : adsabs.harvard.edu/doi/10.1086/191720
- adsabs.harvard.edu : adsabs.harvard.edu/cgi-bin/bib_query?1926AJ.....36..124R