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スペースシャトル・ブラン(OK-1K1):ソ連の再使用型宇宙船

ブラン(OK-1K1)は、1970~80年代にソビエト連邦が開発した再使用型の軌道船である。1988年に自動軌道飛行を1回実施したが、後に計画は中止され、飛行した機体は2002年に破壊された。

概要

ブラン(機体記号OK-1K1)は、再使用可能な有翼宇宙船という構想に対するソビエト連邦の回答であった。使い捨て型と再使用型を組み合わせた、より広範な打上げシステムの一部として製造されたこの軌道船は、外観が当時の宇宙往還機に似ており、大型の内部貨物室に乗員と貨物の双方を搭載できた。計画全体が中止される前に、無人の完全自動軌道飛行を1回達成したことで特に知られる。

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設計と特徴

ブラン軌道船は、デルタ翼、黒白の熱防護タイル、ペイロード・ベイを備える、スペースシャトルに似た構成を採用した。アメリカのスペースシャトル軌道船とは異なり、ブランには打上げ時に作動する主エンジンは搭載されていなかった。上昇時の推力はすべて、強力なエネルギア重量物打上げロケットによって供給された。ブランには自動飛行および再突入用のアビオニクス、自律運用が可能な誘導・制御装置、衛星などのペイロードを搭載するための構造要素が組み込まれていた。

飛行履歴と計画の結末

ブランは1980年代後半に無人任務で1回飛行し、自動再突入と着陸を実施した。これは当時として注目すべき技術的成果であった。ソビエト連邦の崩壊と予算上の優先順位の変化を受け、この計画は段階的に縮小され、1990年代初頭に最終的に中止された。実際に飛行した軌道船は、2002年に格納庫の屋根が崩落した際に破壊された。

用途、意義と遺産

ブランには、乗員輸送、衛星の展開・回収、軍事任務および科学任務が予定されていた。定常運用に入ることはなかったものの、その開発は自動飛行制御、熱防護、エネルギア・ロケットとの統合における進歩をもたらした。ブランは、冷戦期の宇宙開発競争と工学的野心を示す象徴として現在も位置づけられている。

主な事項

  • 機体記号:OK-1K1。一般にブランと呼ばれ、ロシア語で「雪嵐」または「吹雪」を意味する。
  • 打上げ機:軌道船搭載の主エンジンではなく、エネルギア重量物打上げロケットにより打ち上げられた。
  • 飛行運用:無人軌道飛行と自律着陸を達成しており、これを成し遂げた最初期の宇宙往還機の一つである。
  • 最終的な運命:実物大の飛行済み軌道船は2002年の格納庫崩壊で破壊された。一方、ほかの試作機や模型は展示施設や博物館に現存している。

この計画の歴史的・技術的背景と、ソビエトの宇宙開発における位置づけについては、ソビエト連邦の宇宙計画に関する資料を参照。

関連項目

著者

AlegsaOnline.com スペースシャトル・ブラン(OK-1K1):ソ連の再使用型宇宙船

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/92413

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