音節とは|定義・開音節と閉音節、C/Vパターン、英語・日本語の違い

音節の基本を図解で解説|開音節・閉音節、C/Vパターン、英語と日本語の違いをわかりやすく比較

著者: Leandro Alegsa

音節(シラブル)とは、途切れることなく中心となる母音(または母音に相当する音)を含み、まとまって一回で発音される単位のことです。すべての単語は、少なくとも1つの音節で構成されています。音節の構造を理解すると、発音・韻律・つづり方の規則が見えてきます。

開音節と閉音節

音節は最後に母音で終わる場合を開音節、子音で終わる場合を閉音節と呼びます。たとえば英語では go は /goʊ/ のように母音で終わるので開音節、get は /gɛt/ のように子音で終わるので閉音節です。音節の開閉は母音の長短やアクセントのパターンにも影響します。

C/V(子音・母音)パターン

音節は子音(C)と母音(V)の並びで表せます。ただしこの表記は英語の綴りの文字ではなく、実際の音(音素)に基づいています(例:'th' は綴り上は2文字でも1つの音)。

  • 開音節の例:he (CV), go (CV), show (CV)
  • 閉音節の例:get (CVC), cat (CVC), run (CVC), on (VC)

子音群(連続する子音)と複雑な音節

言語によっては音節の始めや終わりに複数の子音が並ぶことが許されます(子音群)。英語は子音群を比較的自由に許すため、非常に複雑な音節構造を作れます。

  • play (CCV) — 開音節(/pleɪ/)
  • spring (CCCVCC) — 閉音節(/sprɪŋ/)
  • strengths (CCCVCCCC) — 閉音節(/strɛŋθs/)

音節の分節(複数の音節を持つ語)

多音節語は音節ごとに分けられ、語のリズムやアクセントの配置に直結します。いくつかの例:

  • basket — 2音節(CVC‑CVC)
  • doctor — 2音節(CVC‑CVC)
  • happy — 2音節(CVC‑CV)
  • friendly — 2音節(CCVCC‑CV)
  • computer — 3音節(CVC‑CCV‑CVC)※音声分割の仕方によって表記が変わることがあります
  • pronunciation — 5音節(CCV‑CVC‑CV‑CV‑CVC)※示し方は単純化したものです

言語ごとの違い

英語のように閉音節や子音群の種類が多く、非常に多様な音節を作れる言語もあります。一方で、日本語のように音節(正確には「拍」)の種類が少なく、基本的に子音+母音(CV)を中心とする言語もあります。ハワイ語やスワヒリ語のように、ほとんど/まったく閉音節を持たず原則として開音節(CV)のみを許す言語もあります。

文字体系と音節(かなとモーラ)

一部の言語では、アルファベットを使わないで、各記号が音節(またはモーラ/拍)を表す表記体系を持ちます。たとえば日本語は かなを使って書くことができ、ひらがな・カタカナの一字が一つの拍(モーラ)を表します。日本語の「拍」は音節と必ずしも一致しない点に注意が必要です(例:にっぽん=にっ‑ぽん=4拍だが音節構造とは異なる視点です)。

このような音節(または拍)を基本単位とする表記は、許容される音節数が少ない言語では有効です。英語のように膨大な種類の音節がある言語を同様の方法で表記するのは実用的ではありません。

補足:音節と学習

音節の理解は発音の練習、リスニング、詩や歌の韻律、正しい綴りの習得に役立ちます。また日本語学習者にとっては「音節」と「拍(モーラ)」の違いを意識することが、自然な発話やアクセント習得に重要です。

まとめ:音節は語の発音単位で、開音節・閉音節やC/Vパターン、子音群の有無によって言語ごとに許される構造が大きく異なります。文字体系もこれに合わせて発達しており、日本語のかなのように拍を基準にする表記と、英語のように音素や綴りを基準にする表記とでは扱いが変わります。

質問と回答

Q:シラブルとは何ですか?


A:シラブルとは、途切れることなく発せられる発音の単位で、緩やかに言えば1つの音です。すべての単語は、少なくとも1つの音節からできています。

Q:閉音節と開音節の違いは何ですか?


A: 音節が子音で終わる場合、それは閉音節と呼ばれます。母音で終わる音節は開音節と呼ばれます。

Q:音節のパターンはどのように表示されるのか?


A:音節のパターンはCとV(Cは子音、Vは母音)で表すことができます。閉音節はCVC(gotなど)、開音節はCV(goなど)で示されることが多いです。

Q: 閉音節がない、あるいは少ない言語もあるのでしょうか?


A:あります。ハワイ語やスワヒリ語のように閉音節がない言語もありますし、日本語のように閉音節が少ない言語もあります。

Q: 英単語は、複数の子音が隣り合っているような音節を持つことができますか?


A: はい、英語のようないくつかの言語では、子音クラスターを持つことができ、より複雑な子音を持つ単語を簡単に作ることができるようになります。

Q: アルファベットを使った文章は、シラバリを使った文章よりも複雑な言語構造に適しているのでしょうか?


A: はい、英語のような言語では、単語は多くの異なる複雑なsyallbleを持つことができるので(英語では10,000以上のsyallbleを作ることができます)、Syllabaryを使ってそのような言語を書くことは全く現実的ではないので、アルファベットはこの種の言語構造を書くのにはるかに適しています。


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