Theodore "Ted" Joseph Marchibroda(1931年3月15日 - 2016年1月16日)は、元アメリカンフットボールのクォーターバックであり、ナショナルフットボールリーグ(NFL)のヘッドコーチとして長年にわたり活動した指導者です。愛称はテッド(Ted)で、選手としての経験を生かしたオフェンス構築や若手クォーターバックの育成で知られていました。
選手としては、プロ入り後にまずピッツバーグ・スティーラーズのクォーターバックとしてプレーし、その後にシカゴを本拠としたアリゾナ・カーディナルス(当時のチーム名でプレー)でもプレーしました。現役引退後はコーチに転じ、長い指導者人生を歩みます。
コーチとしての主要な経歴は次の通りです。1975年から1979年まではボルチモア・コルツのヘッドコーチを務め、攻撃的なスタイルでチームを率いました。その後は複数のチームでアシスタントやオフェンシブ・コーディネーターを歴任し、1992年から1995年にはインディアナポリス・コルツのヘッドコーチとして復帰しました。さらに、1996年から1998年には新生のBaltimore Ravensでヘッドコーチを務め、ボルチモア地域での2度目の指揮を執りました。これらの期間を通じて、マーチブロダはオフェンス面での革新と選手との信頼関係構築に定評がありました。
指導者としてのスタイルは、柔軟でパス志向の攻撃設計を重視する点に特徴があり、クォーターバックやレシーバーの連携、攻撃テンポの管理などに長けていたと評価されています。NFLでの長年の実績により、多くの選手やコーチに影響を与えました。
プライベートでは家族を大切にし、引退後は公の場での活動を徐々に減らしていきました。マーチブロダは2016年1月16日、バージニア州ウィームスで84歳で逝去しました。死因は自然死と報じられ、現地の関係者やファンから追悼の声が寄せられました。彼の残した指導哲学や攻撃面での工夫は、現在のフットボール戦術にも影響を与え続けています。