バグルスは、イギリスの音楽デュオである。トレバー・ホーンがボーカルベースギターギターを担当し、ジェフ・ダウンズがキーボードを担当していた。彼らは1979年のデビューシングル「Video Killed the Radio Star」で最も知られ、16カ国のシングルチャートで1位を獲得しています。このミュージック・ビデオは、1981年8月1日12時1分にアメリカのMTVで初めて公開された。

2枚目のアルバム『モダン・レコーディングの冒険』が不評だったため、1981年に解散した。

結成と音楽性

バグルスは1970年代後半にトレバー・ホーンとジェフ(ジェフ/Geoff)・ダウンズによって結成され、当時流行し始めていたシンセサイザーや電子音響を取り入れたポップ/ニュー・ウェイヴ路線を特徴としました。高度に作り込まれたスタジオワークと、ポップなメロディー、メディアやテクノロジーに関するテーマ性が彼らの楽曲の大きな特徴です。

代表作と影響

デビュー・シングルの「Video Killed the Radio Star」は、音楽と映像メディアの変化を象徴する曲として広く知られ、MTV初回放送で流れたことも相まって世界的な知名度を獲得しました。楽曲はシンセポップ/電子ポップの初期を代表するひとつと見なされ、後のミュージックビデオ文化や80年代のポップ・サウンドに影響を与えました。

アルバムと主なシングル

  • The Age of Plastic(1979年)— デビュー・アルバム。代表曲「Video Killed the Radio Star」を含む。
  • モダン・レコーディングの冒険(Adventures in Modern Recording、1981年)— 2ndアルバム。商業的には前作ほどの成功を収められなかった。

その後の活動と遺産

1981年のバグルス解散後、両者は別々の道を歩みましたが、短期間ともにイギリスのプログレッシブ・ロック・バンド<Yes>に参加してアルバム『Drama』(1980年)などに関わったことでも知られます。特にトレバー・ホーンはプロデューサーとして大きな成功を収め、アーティストのプロデュースや新しいスタジオ技法の導入を通じて1980年代以降のポップ・ミュージックに多大な影響を与えました(例:Frankie Goes to Hollywood、ABC、Sealなどといったアクトへの関与)。ジェフ・ダウンズはその後、別ユニットであるAsiaへの参加などを通じてキーボード奏者/作曲家として活躍しました。

評価と文化的意義

バグルスは活動期間自体は短かったものの、テクノロジーとポップを結びつけた表現、そしてミュージックビデオが音楽流通に与えた影響を象徴する存在として評価されています。「Video Killed the Radio Star」はしばしばメディア史やポピュラー音楽史を語る際の象徴的な楽曲として引用されます。

ディスコグラフィ(主要)

  • アルバム:The Age of Plastic(1979)、モダン・レコーディングの冒険(1981)
  • 主なシングル:「Video Killed the Radio Star」ほか

短い活動期間ながらも残した足跡は大きく、バグルスの作品は今もなおシンセポップや音楽プロダクションの重要な参照点になっています。