王様と私 — ロジャース&ハマースタインのミュージカル
ロジャースとハマースタインによる1951年の二幕ミュージカル。マーガレット・ランドンの小説を原作とし、楽曲、振付、初演キャスト、後年の映画化と再演で知られる。
概要
『王様と私』は、作曲家リチャード・ロジャースと、台本・作詞家オスカー・ハマースタイン2世による二幕制ミュージカルである。マーガレット・ランドンの小説『アンナとシャム王』を原作とする。1951年に初演され、シャム王に雇われてその子どもたちと数人の妻を教育したイギリス人教師、アンナ・レオノーウェンズの体験をフィクションとして描く。せりふによる劇、独立した楽曲、長大なダンス場面を組み合わせ、権威、文化的差異、近代化、そして個人の尊厳を主題として扱っている。
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10 画像あらすじと音楽構成
物語は、アンナがシャムの宮廷に到着する場面から始まり、王との関係が変化していく過程と、西洋の習慣とシャムの習慣との緊張をたどる。楽曲には抒情的なバラード、アンサンブル曲、劇中劇として機能する大規模なバレエ場面が含まれる。代表曲には「Getting to Know You」「Hello, Young Lovers」「Shall We Dance?」があり、「A Puzzlement」や「Something Wonderful」といった登場人物の性格を示すナンバーも知られている。
長編の「Small House of Uncle Thomas」の場面は、主筋にコメントを加える劇的なバレエとして上演される。これは初期のプロダクションにおいて際立った、かつ影響力のある要素であった。
初演と創作チーム
ブロードウェイ初演は1951年3月29日、セント・ジェームズ劇場で開幕し、1,246回上演された。出演はガートルード・ローレンスとユル・ブリンナー、演出はジョン・ヴァン・ドルーテン、振付はジェローム・ロビンズ、舞台装置と照明はジョー・ミールジナーが担当した。このプロダクションは1952年のトニー賞ミュージカル作品賞を受賞し、ユル・ブリンナーによる王の演技は、ミュージカル演劇でもっとも広く認知された役柄の一つとして定着した。
ウエスト・エンド、映画、録音
ウエスト・エンド版は1953年10月8日、ドルリー・レーン王立劇場で開幕し、長期にわたり上演された。本作は20世紀フォックスによって映画化され、1956年に公開された。ユル・ブリンナーは舞台と同じ王役を再演し、ユル・ブリンナーとデボラ・カーが共演した。楽曲はキャスト録音やスタジオ・アンサンブルによって多数録音されており、個々の歌はコンサートやミュージカル選集でも頻繁に演奏される。
振付、デザイン、演技上の要求
『王様と私』の上演では振付が中心的な役割を担う。初演の演出は、宮廷の儀礼的な生活や人物の内面の感情を伝えるため、バレエと様式化された動きを大きく用いた。舞台美術と照明は伝統的に、宮殿の壮麗さと、私的空間・公的空間の対比を強調する。配役にも高い要求があり、主要出演者には繊細な演技と歌唱が求められ、大人数によるナンバーでは強力なダンス・アンサンブルが必要となる。
主題、評価、批判
本作は近代化、権力をめぐる交渉、異文化理解の可能性と限界を探究する。初期の上演から、音楽、演技、演劇性が称賛される一方、歴史的事実からの自由な脚色、ならびに20世紀半ばの西洋演劇に一般的だったオリエンタリズム的表象について批判的な注目も集めた。近年には論者や一部の再演演出家がこうした点を再評価し、表象の問題に取り組み、東南アジアにルーツを持つ芸術家や助言者を関与させようとしている。
遺産と再演
ユル・ブリンナーと王役の結び付きは、舞台と映画での数多くの再演を通じて長く続いた。本作はブロードウェイ、ウエスト・エンド、世界各地の地域劇場で何度も再演されている。演出家とデザイナーは、作品のスペクタクルを現代的な感覚といかに両立させるかについて異なる方法を採る。伝統的な演出を維持する者もいれば、歴史的文脈と文化的配慮を前面に出すため、振付、キャスティングの慣行、またはドラマトゥルギーを変更する者もいる。
参考文献・関連資料
- ミュージカルの着想源となった小説:『アンナとシャム王』。
- 伝記および創作上の背景:オスカー・ハマースタイン2世とリチャード・ロジャースに関する資料。
- ブロードウェイ初演の詳細:セント・ジェームズ劇場での上演に関する記録はこちら。
- 主要な出演者とその経歴:ガートルード・ローレンスおよびユル・ブリンナーの紹介。
- ウエスト・エンド公演の情報:ドルリー・レーン王立劇場の記録はこちら。
- 映画化とスタジオによる公開:20世紀フォックスによる1956年映画、およびデボラ・カーを含む主要キャストの資料。
『王様と私』は、アメリカのミュージカル演劇のレパートリーにおける重要な作品であり続けている。その楽曲、振付、中心となる劇的対立は、上演、研究、議論を今なお促している。プロデューサー、演出家、研究者はしばしば、ロジャースとハマースタインの技法への敬意と、現代の観客に物語を最善の形で提示する方法への慎重な考慮との均衡を図っている。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com 王様と私 — ロジャース&ハマースタインのミュージカル Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/98268
出典
- broadwaymusicalhome.com : Broadway Musical Home: the King and I
- guidetomusicaltheatre.com : Guide to Musical Theatre: The King and I
- imagi-nation.com : Imagi-nation: The King and I
- ibdb.com : IBdb: The King and I
- civic.bev.net : BEV: The King and I