ザ・ラスト・エアベンダー(2010年のビデオゲーム)
実写映画版と連動して2010年に発売されたアクションアドベンチャーゲーム。WiiとニンテンドーDS向けに発売され、THQ Studio Australiaが開発、THQが販売した。映画の物語を機種別の操作で再現する。
ザ・ラスト・エアベンダーは、アニメシリーズを原作とする実写映画化作品の公開に合わせて2010年に発売された、ライセンス取得済みのアクションアドベンチャーゲームである。映画の筋書きと登場人物に沿っており、戦闘、簡単なパズル、映画的な場面を組み合わせたシングルプレイヤー用ミッションを収録する。本作は同フランチャイズに基づくゲーム群の一作として制作され、主として映画版のファンを対象としていた。
画像ギャラリー
1 画像対応機種と操作
本作はWiiおよびニンテンドーDS向けに発売された。Wii版では、コンソールのモーション操作機能を用いて、元素を操る「ベンディング」の動作やジェスチャーを表現する。一方、DS版は携帯機のタッチスクリーンとボタン入力を利用し、スタイラスを使うミニゲームと直接操作を採用している。こうした機種間の違いは、各機種におけるレベルのテンポや設計を形作っている。
ゲームプレイと構成
ゲームプレイは映画の主要場面をなぞる直線的なキャンペーンを中心に構成され、プレイヤーは特定のレベルで主人公や味方のキャラクターを操作する。一般的な遭遇では、単純な近接戦闘と遠距離攻撃、ベンディング能力の使用を必要とする環境パズル、より大型の敵との演出的な対決が組み合わされる。進行に伴い、新たな能力やスクリプト化された技が報酬として与えられることが多く、後半のステージではベンディングの仕組みの使い方が広がる。
開発と発売
本作はTHQ Studio Australiaが開発し、THQが販売した。同じ世界を舞台とする先行ライセンスゲームに続く作品である。映画の公開に合わせ、北米では2010年6月29日に発売された。ほかの地域でも順次発売され、欧州では2010年8月6日に発売、オーストラリアでは2010年9月の発売が予定されていた。正確な日付については地域別の一覧を参照(欧州、オーストラリア)。本作は原作アニメシリーズではなく、明確に映画と結び付けられている(映画)。
評価と位置付け
映画とのタイアップ作品として、本作は迅速な発売と映画の場面の忠実な再現を重視する、より広範なライセンス製品群の一部に位置付けられる。批評家やプレイヤーの反応では、映画の場面をインタラクティブな形で追体験したいファンにとっての魅力が指摘される一方、単独のフランチャイズ作品と比べた場合にライセンス作品に共通する制約、すなわち短いボリュームや簡素なメカニクスも指摘されている。それでも本作は、画面上の元素の力をゲームプレイへ置き換えるために、Wiiではモーション操作、DSではタッチ操作という機種固有の操作方法が用いられた事例として記録されている。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com ザ・ラスト・エアベンダー(2010年のビデオゲーム) Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/98296
出典
- us.thq.com : The Last Airbender - Wii