レッスルマニア21は、ワールド レスリング エンターテイメント(WWE)が主催した21回目のレスルマニアペイパー・ビューイベントで、2005年4月3日にロサンゼルス、カリフォルニア州のステープルズ センターで開催されました。大会のキャッチフレーズは"WrestleMania Goes Hollywood"で、公式テーマ曲は"Big Time"、セカンド・テーマは3ドア・ダウンの「Behind Your Eyes」でした。

大会概要

この大会はRawブランドとSmackDown!ブランドの合同プロモーション形式で行われ、当時の両ブランドのトップスターが顔をそろえました。大会はステープルズセンターで開催された初のレスルマニアであり、南カリフォルニア都市圏での開催としては5回目(レスルマンアII、VII、XII、2000年大会に続く)となりました。

チケットは1分以内に完売し、WWE史上およびステープルズセンターでの最速完売記録を更新しました。会場には14カ国・48州から合計20,193人が来場し、チケット収入は210万ドルを超えてステープルズセンターでのWWE史上最高の売上を記録しました。会場での観戦者に加え、90カ国以上で何百万人もの視聴者が番組を観戦しました。

主な対戦と結果

大会ではメインおよびアンダーカードで複数の王座戦や注目カードが行われました。主要な結果は以下の通りです。

  • 世界ヘビー級王座決定戦:トリプルH vs バティスタ — バティスタがバティスタ・ボムでフォール勝ちし王座を獲得。
  • WWE王座戦(SmackDown!):ジョン・ブラッドショー・レイフィールド(JBL) vs ジョン・セナ — ジョン・セナが勝利しWWE王座を獲得(セナ初のWWE王座奪取となった重要な瞬間)。
  • アンダーカードの注目カード:アンダーテイカー vs ランディ・オートン — アンダーテイカーが勝利し、レッスルマニアでの連勝記録を継続。
  • カート・アングル vs ショーン・マイケルズショーン・マイケルズが勝利
  • 史上初の「マネー・イン・ザ・バンク(Money in the Bank)」ラダーマッチ(Raw所属6人による出場)Edgeが勝利し、以後のキャリアに大きな影響を与える権利(キャッシュイン)を獲得。

背景と注目点

この大会は、バティスタとトリプルHの確執、ジョン・セナの頂点挑戦(およびプッシュ)、アンダーテイカーの「レッスルマニアで負けない」伝説の継続、そしてショーン・マイケルズとカート・アングルという技術派同士の対決など、複数のストーリーラインの集大成として位置付けられていました。また、初のマネー・イン・ザ・バンク・ラダーマッチの導入により、以降のWWE興行の展開にも影響を与える重要な革命的要素が加わりました。

評価とその後の影響

レッスルマニア21は商業的にも成功を収め、観客動員・チケット収入の面で高い評価を得ました。大会での勝敗はその後の番組展開に直結し、特にジョン・セナとバティスタはこの勝利を機にWWEのフラッグシップ的存在へと成長しました。また、Edgeが獲得した「マネー・イン・ザ・バンク」の権利は、将来的なタイトル転落劇やストーリーテリングの新たな手法として頻繁に用いられるようになりました。

以上がレッスルマニア21の概要と主要結果のまとめです。大会の詳細な試合順や細かな場面については、当時の公式リポートや試合実況アーカイブを参照してください。