マイケル・ムーア
マイケル・フランシス・ムーア(1954年4月23日、米国ミシガン州デイヴィソン生まれ)は、米国の作家、映画製作者である。強いリベラルな政治的見解で知られる。彼はしばしばユーモアと風刺を用いてそれを表現する。ロジャー&ミー』『華氏9・11』『シッコ』『ボウリング・フォー・コロンバイン』、風刺番組『TVネイション』などの作品を発表。また、『Dude, Where's My Country』『Will They Ever Trust Us Again』などの著書がある。
マイケル・ムーア
青少年
1972年まで、ムーアはデービソン高校に通っていた。18歳の時、デービソン市の教育委員会に選出された。そこでキャサリン・グリン(Kathleen Glynn)と出会った。
ジャーナリストとしての仕事
22歳の時、ムーアは学校を辞めた。フリント・ボイス」というオルタナティブな雑誌を創刊した。10年間、この雑誌の編集長を務めた。その後、サンフランシスコの雑誌『マザー・ジョーンズ』の編集長に採用される。しかし、5ヵ月後、揉め事で編集部を去る。その後、ミシガン州フリントに戻る。
政治活動
ロナルド・レーガン、ビル・クリントン、ジョージ・W・ブッシュの各大統領に対して強い批判を行った。2000年の大統領選挙ではラルフ・ネーダー、2008年の大統領選挙ではヒラリー・クリントンを抑えてバラク・オバマを支持した。2015年12月、ムーアは来る2016年のアメリカ合衆国大統領選挙において、バーモント州上院議員のバーニー・サンダースを支持することを発表した。ムーアはサンダースを「手を出してはいけない候補者」だと述べ、サンダースの討論会でのパフォーマンスを支持する姿勢を示している。
ムーア監督作品
- ロジャー&ミー(1989年)
- ペットか肉か フリントに還る(1992)(テレビ映画)
- カナディアンベーコン(1995年)
- ザ・ビッグワン(1997年)
- そして正義の鉄人(1998)(テレビ映画)
- ボウリング・フォー・コロンバイン (2002)
- 華氏9・11 (2004)
- シッコ (2007)
- キャプテン・マイク アクロス・アメリカ (2007)
- スラッカー・アップライジング (2008)
- キャピタリズムラブストーリー (2009)
- 華氏11/9 (2018)
ムーア氏の著書
- ダウンサイジング非武装のアメリカ人からの無差別な脅迫 (1997)
- テレビ立国の冒険アメリカで最も突拍子もないテレビ番組の裏話(キャサリン・グリンとの共著) (1998)
- おい、俺の国はどこだ?(2003)
- 愚かな白人たち...そして国の現状に対するその他の残念な言い訳 (2004)
- 華氏9・11公式読本 (2004)
- 再び信頼されるか?戦場からの手紙 (2004)
- マイクの選挙ガイド2008 (2008年)
- ヒア・カムズ・トラブルStories from My Life(2012年)(回想録)