Bop Itは、ハスブロによって作られた電池式ゲームのシリーズです。ゲームの目的は、ゲームのスピーカーから流れる指示に素早く正しく応答することです。指示は機械本体にある操作部位(プルのハンドル、ツイストするクランク、回すホイール、トグルのスイッチなど)に対して与えられ、それぞれの動作を指定された通りに行う必要があります。ゲーム中はビート(リズム)が流れ、プレイヤーが得点を重ねるとビートが速くなり反応が難しくなります。
遊び方(基本ルール)
基本的な遊び方は非常にシンプルです。スピーカーから「Bop it!(叩け/押せ)」「Twist it!(ひねれ)」「Pull it!(引け)」などの音声指示が出され、それに対応する動作をできるだけ速く行います。指示に間に合わなかったり、間違った操作を行うとゲームオーバーになり、スコアが表示されます。
- ソロモード:一人で最高スコアを目指すモード。難易度やスピードが上がっていきます。
- パス・ザ・バップ(パス回し):複数人で本体を順番に回して遊ぶモード。順番に従わなかったり指示に遅れた人が負けになります。
- チャレンジやミニゲーム:機種によっては複数のモードや特殊なチャレンジが搭載されているものもあります。
歴史と背景
Bop Itは子ども向けの代表的な電子ゲームの一つで、1人から4人程度で遊べる設計が多く、パーティーゲームとしても人気があります。デザインはダン・クリストナー(Dan Klitsner)が手がけ、ボブ・ウェルチらハスブロのデザイナー陣によって商品化されました。オリジナル版は1996年に発売され、その後さまざまな改良や派生バージョンが登場しています。2016年にはオリジナルの発売から20周年を記念したクラシック版や、新機能を加えた『Bop It! New Moves(ニュームーブス)』が発表され、同年のニューヨーク・トイフェアでデモが行われたのち、6月に一般発売されました。
主なバージョン(代表例)
- オリジナル版(1996) – シンプルなコマンドで人気が出た初代モデル。
- Bop It Extreme – 追加の操作パーツやコマンドが増え、難易度が上がった派生版。
- Bop It XT / Bop It Smash! – 新しい操作やゲームモードを搭載したモデル群。
- Bop It Tetris – テトリスとコラボした限定バージョンなど、テーマ性のある派生品。
- Bop It! New Moves(ニュームーブス) – 2016年発売のモデル。新しい動きやモードを取り入れたリメイク/新機軸モデル。
- クラシック復刻版 – 初代のデザインや音声を再現した記念版など。
機種ごとに搭載されるコマンドやモード、外形デザインが異なるため、遊び方や難易度も様々です。
声(ボイス)とサウンド
2008年以降、ゲーム内の音声やナレーションを担当しているのはバディ・ルビーノ(Buddy Rubino)です。彼は複数のBop Itシリーズで音声を担当しており、明瞭でテンポのある指示ボイスがゲームの魅力の一つになっています。バリエーションごとに効果音やBGM(ビート)が異なり、得点に応じてテンポが上がる設計がほとんどです。
遊ぶときのコツとメンテナンス
- 最初は低速モードで慣れる:速度に慣れてから高難易度に挑戦すると伸びやすいです。
- 指の位置を固定する:よく使う操作部位に指を常に置いておくと反応が速くなります。
- 電池は常に新しいものを:音声や反応が鈍くなると誤操作が増えるので、古い電池は早めに交換しましょう。
- 複数人で遊ぶときはルールを事前に確認:順番や罰則(アウトの扱い)を決めると盛り上がります。
Bop Itはシンプルながら反射神経とリズム感を試されるゲームで、子どもから大人まで楽しめる定番のパーティーゲームです。機種ごとの特徴を比べて、自分に合ったバージョンを選ぶのもおすすめです。

