フォーサイス(ミズーリ州

フォーサイスはアメリカ合衆国ミズーリ州タニー郡にある都市である。2010年国勢調査での人口は2,255人であった。タニー郡の郡庁所在地である。1890年12月15日に村として法人化された。フォーサイスはホワイト川(現在のタニーコモ湖)沿いに位置する。

歴史

アメリカ南北戦争が始まると、フォーサイスは南軍に占領された。1861年7月22日、スウィーニー准将と1,200人の軍と大砲が南軍を追い出した。南軍はフォーサイスから撤退したが、北軍が去るとすぐに戻ってきた。1863年1月、北軍は再びフォーサイスに移動し、数ヶ月間そこに留まった。ホワイトリバーのフェリーが、全ての部隊、物資、馬、馬車を運ぶのに8日間を要した。南軍の脅威のため、北軍は町の家々の丸太を使って防御を固めた。1863年4月22日、北軍はフォーサイスを離れたが、要塞が南軍の手に落ちないように、町に火を放ち、火を消した。火が消えた時、フォーサイスに残っていたのは、大きなレンガ造りの裁判所の焼け落ちた殻だけであった。この裁判所は、やがて再建された。1885年12月19日、裁判所は郡の全ての公式記録と唯一の郡内新聞の記録と共に完全に破壊された。新しいタニー郡の裁判所は、1890年まで建設されることはなかった。1890年12月15日、フォーサイス村が法人化された。1891年11月4日、郡裁判所は新しい裁判所の一室を、タニー郡で最初の銀行、新タニー郡銀行に月々2ドルで貸与した。

1940年代後半、ワシントンD.C.でフォーサイスに直接影響を与えるような計画が進められていた。フォーサイスから約80マイル下のホワイトリバーにダム(ブルショールズ)が建設されることになったのだ。フォーサイスの町は、移転するか、消滅するかの二者択一を迫られることになった。フォーサイスの市域は、旧市街地(現在はシャドーロックパーク)から西に2マイル、かつてゴルフ場だった場所に拡張された。1950年代初め、フォーサイスの町はこの場所に移された。


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