チャイブ(Allium schoenoprasum)
タマネギの仲間に属する多年生ハーブ。細く中空の葉と穏やかなタマネギ風味が特徴で、付け合わせ、サラダ、スープなどに生で用いられ、家庭菜園でも広く栽培される。
概要
チャイブはタマネギ科に属する小型で株立ちになる多年生のハーブで、細く中空の緑色の芽と繊細な風味が珍重される。植物学上は多くの場合Allium schoenoprasumを指し、穏やかなタマネギ様の風味を料理に添えるため、生のまま用いるとよい。長時間加熱するよりも、仕上げに加えるのに適している。
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10 画像特徴
この植物は細い草状の茎を伸ばし、季節になると紫色の花が球状に集まって咲く。食用となる茎と花には揮発性硫黄化合物が含まれ、穏やかなタマネギの香りを生じるが、本来のタマネギより辛味は弱い。チャイブの葉はやわらかく、色と香りを保つため、生で使うか調理の最後に加えるのが最適である。
歴史と栽培
ヨーロッパとアジアの温帯地域を原産とし、チャイブは料理用と観賞用の両方を目的に、何世紀にもわたって家庭菜園で育てられてきた。多年生の株をつくり、種まきまたは株分けで増やせる。幅広い気候に耐え、手入れが少なくて済むことや早春に生長することから、多くの園芸家に好まれている。
用途と例
- スープ、オムレツ、サラダ、ジャガイモ料理の付け合わせに広く使われ、穏やかな味が新鮮さを加える。
- 花も食用になり、サラダやハーブバターに見た目と風味のよい飾りとして用いられることが多い。
- やさしく冷凍する方法や、刻んで油に入れ製氷皿で冷凍する方法がある。乾燥させると特徴的な風味は弱まる。
栽培の要点と近縁種との違い
チャイブは日なたから半日陰、水はけのよい土壌を好む。定期的に刈り取ると新しい生長が促され、収穫時には葉を株元近くで切り取る。葉が平たくニンニクのような味をもつニラ(Allium tuberosum)とは異なる。チャイブは送粉者を引き寄せ、ハーブ花壇の縁取りとしても利用できる。
特筆すべき点
料理以外でも、育てやすさ、季節に咲く花、花壇で自然に広がる性質が評価されている。わずかな場所と手間で、毎年新鮮なハーブの風味を取り入れられる植物である。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com チャイブ(Allium schoenoprasum) Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/19868