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Diabolus in Musica(スレイヤーのアルバム)

『Diabolus in Musica』は、スレイヤーが1998年に発表した7作目のスタジオ・アルバム。ダウンチューニングを用いた実験的な作風と論争を呼んだ歌詞で知られ、バンドのサウンドにおける賛否の分かれる転換点となり、Billboardで最高31位を記録した。

Diabolus in Musicaは、アメリカのスラッシュメタル・バンドスレイヤーがアメリカン・レコーディングスから1998年6月9日に発表した7作目のスタジオ・アルバムである。本作は一般に、バンドの作品のなかでも最も実験的な試みの一つと評される。スレイヤー特有の攻撃性に、低いチューニング、グルーヴ重視のリズム、1990年代後半の同時代メタルの潮流と比較されたプロダクション上の選択を組み合わせた。Billboard 200では最高31位を記録した。

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背景とレコーディング

本作の制作は、スレイヤーがスラッシュメタル・ムーヴメントを代表するバンドとしての地位を確立した後に始まった。『Diabolus in Musica』の楽曲の多くはギタリストのジェフ・ハンネマンが書いたものであり、彼は後に、よりリズム主導のものを作ろうとしていたと語っている。「このアルバムを書いていたとき、俺は叩きつける何かを求めていた。叩きつける何かが欲しかった……だから、自分なりのものを作り出さなければならなかったんだ」。バンドはダウンチューニングしたギターと、より引き締まったパーカッシブなギター・トーンを試み、初期のより速い作品の一部よりも、重く、ときには遅い感触を目指した。

音楽性と主題

『Diabolus in Musica』は、スレイヤーのカタログにおける過渡的な作品としてしばしば語られる。楽曲は伝統的なスラッシュメタルのスピード感とミドルテンポのグルーヴの間を行き来し、リフは低音域で奏でられることが多いため、アルバムにはより暗く密度の高い音響的質感が与えられている。歌詞では、暴力、宗教、社会を題材とするスレイヤーの関心が継続され、攻撃的なヴォーカルと直接的なイメージを通じて表現される。現代的なプロダクション、グルーヴ要素、そしてバンドが従来から持つ激烈さの組み合わせにより、本作は1980年代の代表的作品群とは明確に異なるものとなった。

歌詞と論争

アルバム収録曲の一部は、バンド内部での議論と世間での話題を招いた。ヴォーカリストのトム・アラヤは、ギタリストのケリー・キングが書いた「In the Name of God」などの歌詞内容に懸念を示したと報じられている。キングは、これらの題材はバンドのペルソナと創作上の自由の一部だとして擁護した。インタビューでは、挑発する役割は彼らのイメージに本質的なものだとし、「『おい、君はスレイヤーにいるんだろ。君は反キリストだ――ファースト・アルバムで自分でそう言ったじゃないか』という感じだ。……だから、『まあ、それもこのバンドにいることの一部なんだ』と言わなければならない」と述べた。タイトルの「Diabolus in Musica」自体は「音楽における悪魔」を意味する歴史的な音楽用語で、伝統的には不協和な三全音程を指す。この題名の選択は、作品が意図的により暗い響きに接近していることを反映している。

発売、評価と遺産

発売当時、本作への評価は賛否両論だった。創造的なリスクを取り、サウンドを更新したことを称賛する批評家やリスナーがいる一方、同時代の流行に寄り過ぎていることや、純粋なスラッシュメタルのダイナミクスから離れたことを批判する声もあった。Billboard 200で31位に到達した商業的成績は、評価が割れたにもかかわらず強固なファンベースがあったことを示している。その後、『Diabolus in Musica』は、賛否を呼びながらも冒険的だったスレイヤーの長いキャリアの一章として、一部から再評価されている。

主な収録曲と試聴の手引き

  • 「In the Name of God」 — 歌詞をめぐる議論の焦点となった曲であり、本作の攻撃的な主題を明確に示す。
  • 「Stain of Mind」 — アルバムのなかでは比較的親しみやすい曲の一つで、メロディと重厚なグルーヴの均衡を示している。

『Diabolus in Musica』は、音楽環境が変化するなかで、主要なメタル・バンドが核となる激しさを保ちつつ適応していったことを記録する作品である。スレイヤーのディスコグラフィーを探るリスナーにとって、本作は際立った音と時代を示すものであり、1990年代後半にバンドが芸術的衝動と聴衆の期待の双方にいかに向き合ったかを理解する助けとなる。

バンドおよびメンバーについてさらに背景を知るには、アメリカのスラッシュメタル・バンドに関する資料、およびジェフ・ハンネマン、トム・アラヤケリー・キングといった各メンバーのプロフィールを参照。

関連項目

著者

AlegsaOnline.com Diabolus in Musica(スレイヤーのアルバム)

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/27079

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