IP電話(インターネット・プロトコル電話)
IPネットワーク(VoIP)上で音声を伝送する電話。仕組み、構成要素、プロトコル、主な機能、歴史、用途、アナログ電話との違いを解説する。
概要
IP電話は、従来の公衆交換電話網ではなく、インターネット・プロトコル(IP)ネットワークを介して、音声をデータパケットとして伝送する電話である。VoIPプロバイダーが提供するVoIPサービスに、インターネットや専用LANなどのネットワーク経由で接続する。この方式は通話ごとのコストを削減できる場合があり、ほかのデータサービスやアプリケーションとの統合も可能にする。
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4 画像構成要素と動作
IP電話は外観上、一般的な卓上型電話機に似ているが、Ethernetポート、ネットワーク・インターフェース・コントローラー、組込みファームウェアを備える。多くの環境では、PCやモバイル機器で動作するソフトウェアベースの電話であるソフトフォンも使用される。従来のアナログ方式またはTDM方式のシステムと通信するため、IP電話では、パケット化された音声と回線交換形式を変換するゲートウェイまたはアナログ電話アダプターを利用する。
主な機能
- シグナリングとコーデック:通常、SIPなどのシグナリング・プロトコルと、圧縮率および音質のバランスを考慮した複数の音声コーデックを使用する。
- 業務向け機能:ボイスメール、発信者番号表示、通話転送、会議通話、保留、通話録音、電話帳との連携。
- ネットワークとセキュリティ:Power over Ethernet(PoE)、VLAN、Quality of Service(QoS)設定をサポートし、安全なメディア伝送とシグナリングのためにSRTP/TLSなどの任意の暗号化を利用できる。
歴史と発展:IP電話は1990年代の初期のパケット音声実験から生まれ、ブロードバンド、標準化されたプロトコル、低コストなIPインフラが普及するにつれて成熟した。標準化と相互運用性の向上は、企業やコンタクトセンターでの導入を後押しした。
用途と相違点:IP電話は、オフィス、コールセンター、リモートワーク環境で広く利用されている。アナログ電話と比べ、コンピューターアプリケーション、ユニファイドコミュニケーション、プレゼンス情報との連携がより緊密である。導入時の主な検討事項には、ネットワーク容量、遅延とジッターの管理、公衆電話網との相互運用性、シグナリングとメディアを保護するためのセキュリティ対策が含まれる。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com IP電話(インターネット・プロトコル電話) Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/48019