ジュニア・ユーロビジョン・ソング・コンテスト2011は、第9回目の開催となり、アルメニアのエレバンにて、最近改修されたばかりのKaren Demirchyan Sports and Concerts Complexで開催されました。昨年の優勝国で開催されるのは、ジュニアユーロビジョンソングコンテスト史上初めてのことです。アルメニア公共テレビARMTVは、参加放送局からの入場料をもとに欧州放送連合から資金援助を受け、番組の主管者となり、スウェーデンのHD Resources社が制作の技術面を支援しました。

大会の概要

大会は若年の歌い手たちが国を代表して競う場として、音楽性だけでなくパフォーマンスや舞台演出も重視されました。会場は改修によって音響や舞台設備が整備され、観客やテレビ視聴者に高品質な放送を届けられる状態に整えられていました。主催のARMTVは制作・進行面の責任を負い、演出や舞台美術、照明、リハーサルスケジュールなどの運営にあたりました。

審査方法と結果

順位は各国の審査員と視聴者投票を組み合わせて決定され、出演者それぞれの歌唱力、楽曲の魅力、ステージパフォーマンスが総合的に評価されました。大会終了時には視聴者や専門家の評価が集計され、上位が発表されました。

優勝したのは、グルジアのグループ「Candy」の曲「Candy Music」でした。グルジアのジュニア・ユーロビジョン・ソング・コンテストでの優勝は2度目となります。Candyは若い世代らしいポップな楽曲と統一された衣装・振付で観客や視聴者の支持を集め、得票を伸ばしました。

受賞の意義とその後

大会の開催が前年の勝者の国で行われたこと、そしてグルジアが複数回の優勝を果たしたことは、ジュニア大会における若手育成の成果や国際的な人気を示す出来事でした。優勝した出演者や参加国の多くは、その後も音楽活動を続けたり国内外で注目を浴びたりすることが多く、ジュニア・ユーロビジョンは若手アーティストの登竜門としての役割を果たしています。

本大会は放送面でも技術的な挑戦があり、HD Resources社などの外部制作協力を得て高品質の放送が実現しました。ARMTVと欧州放送連合の協力は、参加国の視聴者へ安定した中継を届けるうえで重要な役割を果たしました。