マーシャル諸島(マーシャル諸島共和国)
マーシャル諸島共和国は、西太平洋のミクロネシアに位置する島嶼国です。地理、歴史、統治、経済、文化、海外の主要なディアスポラ・コミュニティを概説します。
概要
マーシャル諸島共和国(RMI)は、ミクロネシアにある主権を有する島嶼国である。低い環礁礁盤に集中する1,000以上のサンゴ島と環礁から成り、西太平洋に位置する。一般に島嶼国家と表現される。首都で最大の都市中心地はマジュロである。公用語はマーシャル語と英語で、国歌は「フォーエバー・マーシャル諸島」である。RMIは米国と自由連合協定を結ぶ国であり、この関係は防衛、移住、援助に関わる諸側面に影響を及ぼしている。
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10 画像地理と環境
国土は、ラタック(日の出)列島とラリック(日没)列島という平行する二つの列島から成る。陸地の大半は細く低平であり、多くの環礁は海抜数メートルにすぎない。このため、同国は海面上昇、暴風、海岸侵食に対して特に脆弱である。潟湖の漁業、サンゴ礁、ココヤシ林が特徴的な景観をなす。限られた陸地面積と乏しい淡水資源は居住形態にも影響し、人口の多数はマジュロやエバイのような都市的な環礁に居住している。
歴史と政治的地位
マーシャル諸島には数千年にわたって人々が居住し、豊かな航海文化を発展させてきた。ヨーロッパ人との接触は16世紀および17世紀に始まり、島々はその後、第二次世界大戦以前にドイツ、続いて日本の統治下に置かれた。20世紀半ばには、国際連合の信託統治の下で米国が島々を統治した。この時代、米国はビキニ環礁やエニウェトク環礁などで核実験を実施し、長期にわたる社会的・環境的影響をもたらした。マーシャル諸島は自治を達成した後、完全な主権を獲得した。現在は、議会制の立法府と、その立法府が選出する大統領を備えた共和制政府を運営している。
経済と社会
経済は自給的な活動に加え、サービス、援助、限定的な商業事業によって成り立っている。送金、漁業許可料、米国からの自由連合協定に基づく支援が、公的収入の重要な部分を占める。一般的な生計活動には、次のようなものがある。
- 小規模漁業と地域市場での取引
- 土壌条件が許す地域でのコプラ生産と農業的な園芸
- 都市中心地における政府、教育、サービス部門での雇用
地理的な孤立、限られた資源基盤、医療サービスの必要性、計画や開発の優先順位に影響する気候変動の影響が課題となっている。
文化とディアスポラ
マーシャル文化は、家族、氏族のつながり、教会生活、航海技術、伝統的な音楽と踊りを中心としている。地域の集まりや慣習的な称号も重要である。海外には相当数のマーシャル人ディアスポラが居住しており、とりわけ米国に多い。米国北西部のアーカンソー州では、スプリングデール市を中心に注目すべきコミュニティが形成されている。同地のマーシャル人住民は、毎年の帰郷行事や定期的な交流活動を通じて文化的なつながりを維持している。こうした活動には、宴会、踊り、バレーボールやバスケットボールなどのスポーツが含まれ、言語と伝統を守るため、コミュニティセンターで催されることが多い。
主な事実と特徴
マーシャル諸島は、独特の環礁生態系、太平洋史における役割、そして今日の気候に対する脆弱性により、国際的に重要である。米国との自由連合関係により、マーシャル諸島の市民はビザなしで米国に居住・就労でき、これは移住の形態と国境を越えたコミュニティの形成に影響している。過去の核実験に関連する環境回復と健康上の問題は、RMIと国際的な協力相手との間で、継続的な関心、研究、対話の対象となっている。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com マーシャル諸島(マーシャル諸島共和国) Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/62276