新右派は、2018年12月にナフタリ・ベネットとアイェレット・シャクドによって設立されたイスラエルの政党である。ヘブライ語名הימין החדשは、イスラエルにおける国民宗教派と保守派の政治空間を刷新、あるいは広げようとする意図を示している。党は政治スペクトルの右派に位置し、民族主義と保守主義の優先事項を、親市場的な見方と結びつけることを目指している。

思想と政策上の重点

新右派は、国家安全保障、国家機関におけるユダヤ人としてのアイデンティティの確認、そしてヨルダン川西岸における入植政策への支持を重視する。経済面では、一般に規制緩和と民間企業を支持する。司法および憲法に関する問題では、選挙で選ばれた機関と裁判所の均衡を再調整することを意図した改革を主張してきた。これはイスラエルで広く議論されている論点である。党はまた、世俗派と宗教派の双方に訴えかけることを目指し、両者は安全保障と国家の自己決定に関して共通の優先事項を持つと主張してきた。

成立と発展

党は、創設者たちが他の右派の政治勢力を離れ、既存の名簿では代表されていないと感じる有権者に届くことを意図した組織を作ったことで成立した。結成当初から新右派は、イスラエルの選挙制度の現実を踏まえ、時にはより広い右派連合の一部として選挙に臨み、別の時には独立した名簿として出馬した。党指導者は国家政治で目立つ存在であり、続く政権で閣僚職を務めてきた。

政権での役割と選挙戦略

新右派は、国政選挙後の連立交渉に参加し、しばしばベネット=ラピド連立と呼ばれる政権の一員となった。党指導部は、中道から右派までの各勢力と合意を結び、こうした連立であれば、より急進的な勢力を抑えつつ、特定の政策目標を前進させられると主張した。こうした連立選択は、理念を保ちながら、得票を政治的影響力へと変える必要に対応するという、実利的な姿勢を示している。

注目点と特徴

  • 創設者・主要人物: ナフタリ・ベネットとアイェレット・シャクド。
  • ヘブライ語名とアイデンティティ: הימין החדשイスラエルにおける新しい右派の基盤を示す。
  • イデオロギー上の位置づけ: 右派とされ、安全保障、アイデンティティ、市場政策を重視する。
  • 国政連立への参加は、影響力と政策実現への重要な経路となってきた。

新右派は、イスラエルの多元的な政治制度の中で右派有権者をめぐって競う複数の政党の一つである。その特徴は、指導部の顔ぶれと、宗教派と世俗派の有権者を結びつけながら保守的な政策目標を追求しようとする明確な姿勢にある。