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トンボ目:トンボとイトトンボ

トンボ目は、トンボとイトトンボを含む昆虫の目である。この記事では、体の構造、生活環、進化、行動、生態学的役割、保全上の課題を解説する。

概要

トンボ目は、よく知られるトンボとイトトンボを含む、捕食性の飛翔昆虫の目である。有翅昆虫のなかでも独立した分類群として、敏捷な飛行、大きな複眼、細長い体で古くから認識されてきた。昆虫の多様性を概説する資料では、トンボ目は他の主要な飛翔性の分類群と並べて扱われることが多い。比較のため、目および飛翔昆虫に関するリンクを参照。日常語では、トンボとイトトンボを合わせてトンボ類と呼ぶことが多い。

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主な特徴

トンボ目の昆虫は、活発な捕食に適応した一連の解剖学的特徴を共有する。成虫には、強く網目状の翅脈をもつ2対の翅と、発達した胸部の飛翔筋がある。脚は飛行中に獲物を捕らえるための籠状の構造をなし、口器はかみ取るのに適している。視覚は大きな複眼が担い、とりわけトンボでは顕著である。幼虫と成虫はいずれも肉食性である。

亜目と相違点

トンボ目は通常、野外でも見分けやすい現生の2亜目に分けられる。主な違いは次のとおりである。

  • 不均翅亜目(Anisoptera) — トンボ類。一般により大きく、複眼は頭部で接するか、ほぼ接している。休止時にも翅を開いて保持する。
  • 均翅亜目(Zygoptera) — イトトンボ類。通常はより細身で、複眼は頭部の左右に離れて位置する。止まる際には、翅を体に沿わせるか体の上方で畳む。

これらの相違は、複雑さについての単一の序列ではなく、生態と飛行様式の違いを反映している。

生活環と生態

すべてのトンボ目には水生の幼若期がある。卵から孵化した水生の幼虫は、一般にニンフと呼ばれ、池、流れ、その他の淡水環境で暮らす。ニンフは活動的な捕食者で、伸ばすことのできる下あごを用いて小型の水生動物を捕獲する。水中で成長した後、ニンフは水辺からはい出し、変態して翅のある成虫となる。幼虫が水生であるため、トンボ目の昆虫は淡水環境の健全性を示す有用な指標となる。成虫も捕食性を保ち、主として他の昆虫を食べる。

進化の背景

トンボ目は古い系統である。その初期の近縁群は、現代の種よりはるかに大型だった古生代の昆虫にまでさかのぼる。石炭紀の、見かけ上はトンボに似た巨大な化石の一部は、現生トンボ目の外に置かれ、プロトドナタ(Protodonata)またはメガニソプテラ(Meganisoptera)などの名称で知られる。現生のクラウングループに属するトンボ目は、中生代前期までに、甲虫類チョウ目ハチ目などの有翅昆虫の放散とともに多様化した。この系統は古昆虫学と比較解剖学における研究対象であり、背景については中生代および石炭紀の資料を参照。

行動、重要性と保全

トンボ目の昆虫は優れた空中捕食者であり、縄張りの防衛や複雑な空中ディスプレイを伴うことの多い交尾行動を示す。淡水および陸上の食物網では捕食者と被食者の両方として重要な役割を果たし、蚊の個体数の抑制に寄与するとともに、鳥や魚の餌にもなる。多くの種は良好な淡水生息地を必要とするため、汚染、湿地の排水、生息地の分断に対して脆弱である。保全の取り組みは、水生生息地の保護と、生態系の健全性の指標としての個体群監視に重点を置く。

参考資料

概要、同定ガイド、保全状況については、昆虫学の資料および地域別のフィールドガイドを参照。ここにリンクした補足的な一般資料は、昆虫の目と化石史についてより広い文脈を提供する。分類学的概説、昆虫の飛行と生態トンボ類の分類群と淡水生物学に関する資料がある。さらに専門的な文献では、プロトドナタのような化石群、他の飛翔性昆虫の放散との比較(甲虫類チョウとガハチとミツバチ)、ならびに深い歴史を位置づける中生代などの地質時代を扱うことがある。

関連項目

著者

AlegsaOnline.com トンボ目:トンボとイトトンボ

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/71978

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