持続低音
ペダルポイント(またはペダルノート)とは、数小節に渡って鳴り続ける音のことで、通常は低音(最も低い音)で使われます。ペダルポイントは、音楽の終盤に使われることが多く、音楽をクライマックスに導くのに役立ちます。オルガン音楽では、演奏者がペダル音に片足を乗せて、そのままの状態で演奏することが多いので、「ペダル音」と呼ばれています。
ペダルポイントは通常、トニック(主音)(トニック・ペダル)またはドミナント(音階の5番目の音)(ドミナント・ペダル)のいずれかの音にあります。
ドミナントペダルの良い例は、バッハの「平均律クラヴィーア曲集」の第1巻に収録されているハ長調のプレリュードに見られます。
トニック・ペダルの例としては、ブラームスの「ドイツ・レクイエム」の第3楽章で、コントラバスが最後の部分でDを連続して演奏しています。これは全セクションに渡って続くので、人によってはドローンと呼ぶ方がいいかもしれません。
ダブルペダルとは、2つのペダル音を同時に鳴らすことです。
反転ペダルとは、低音部ではないペダルのことです。最高音部にあることが多いです。
質問と回答
Q: ペダルポイントとは何ですか?
A: ペダルポイント(ペダルノート)とは、音楽をクライマックスに導くために、数小節にわたって持続させる音のことで、通常、低音で使われます。
Q: なぜ "ペダル "ノートと呼ばれるのですか?
A:オルガン曲で、演奏者が片足をペダル音に乗せて保持する音がよく聞こえるので、「ペダル」音と呼ばれています。
Q: ペダルポイントは通常どのような音に置かれるのですか?
A:ペダルポイントは、トニック(主調音)(トニックペダル)かドミナント(音階の5音目)(ドミナントペダル)のどちらかの音に置かれるのが一般的です。
Q: ドミナントペダルを使った曲の例を教えてください。
A: ドミナントペダルの良い例は、バッハの「平均律クラヴィーア曲集」第1巻の「プレリュード ハ長調」に見ることができます。
Q: トニックペダルを使った曲の例を教えてください。
A: トニックペダルの例は、ブラームスの「ドイツ・レクイエム」の第3楽章で、コントラバスが最後の部分でDを連続して演奏しているところに見られます。
Q:ダブルペダルとは何ですか?
A:ダブルペダルとは、2つのペダル音を同時に演奏することです。
Q:インバーテッドペダルとは何ですか?
A:インバーテッドペダルとは、ベースにはないペダル音ですが、最高部にあることが多いペダル音です。