Rhododendron ponticum(ポンティックツツジ/コモン・ロードデンドロン)
南ヨーロッパから西アジア原産の常緑低木。光沢のある葉と紫色の花房で知られ、観賞用に栽培される一方、原産地外では侵略的な茂みを形成することがある。
概要
Rhododendron ponticumはツツジ科(Ericaceae)に属する常緑性の種で、ポンティックツツジまたはコモン・ロードデンドロンと呼ばれる。鐘形の花を多数咲かせ、光沢のある革質の葉をつける。花と密な葉姿が庭園で評価される一方、栽培地から逸出した地域では問題となっている。種の資料は種の情報を参照。
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7 画像形態と生育
通常は吸枝を出して密生する低木となり、まれに小さな樹木となる。栽培下では一般に高さ約3~5 mに達し、好適な場所ではさらに高くなることがある。葉は常緑で長楕円形、濃緑色である。花は房状につき、淡いピンク色から濃い紫色までの色調を示す。吸枝によって栄養繁殖し、大規模なクローン群落をつくることがある。
原産地と歴史
本種はイベリア半島やコーカサスを含む、南ヨーロッパおよび西アジアの一部を原産とする。原産域では森林と湿潤で酸性の土壌に関連して生育する。地域別の情報は南ヨーロッパおよびアジアを参照。一部の地域では文化的意義ももち、例えばカシミールの州花として認められている(カシミールに関する資料)。
利用、影響と管理
観賞用の生け垣や標本樹として広く植えられ、原産地の外にも導入されてきた。地域によっては侵略的外来種とみなされ、特に通り抜けられないほどの密生した茂みを形成して、在来の林床植物や樹木の更新を抑制する場所で問題となる。ヨーロッパの一部に加え、北アメリカの一部でも帰化している。
- 観賞利用:群植や防風植栽。
- 環境上の懸念:密な樹冠、アレロパシー作用、除去の困難さ。
- 管理方法:機械的除去、対象を絞った除草剤処理、復元植栽。
多くのツツジ類と同様に、R. ponticumには摂取すると人や動物に影響を及ぼしうる有毒化合物が含まれる。大規模な群落を扱う際や処分する際には注意が必要である。園芸または生態学上の詳しい指針については、地域の資料や保全機関を参照(種のページ、侵略的外来種に関する指針)。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com Rhododendron ponticum(ポンティックツツジ/コモン・ロードデンドロン) Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/82534