中等教育(セカンダリースクール)とは:年齢・学年・各国の制度をわかりやすく解説
中等教育(セカンダリースクール)を年齢・学年ごとに米・英・豪など各国の制度を図解でわかりやすく比較解説
セカンダリースクール(中等教育)とは、一般に小学校を終えた後に進む教育段階のことを指します。各国で学年の区切りや呼び方、在学年齢、修了時の資格などに違いがあり、以下では主要国の仕組みをわかりやすくまとめます。
中等教育の全体像(共通ポイント)
- 対象年齢:おおむね11~18歳を中心に、国によっては10歳開始や19歳前後まで含まれる場合があります。
- 段階:多くの国で「前期中等教育(下位中等)」と「後期中等教育(上位中等)」に分かれます。前期で基礎学力を築き、後期で進路(大学進学、職業教育など)に応じた選択をします。
- 卒業時の扱い:国家や地域ごとに統一試験や卒業資格(例:GCSE、A-level、High School Diplomaなど)があり、これが次の進路決定に影響します。
日本の中等教育
- 構成:中等教育は一般に中学校(3年間)と高等学校(3年間)に分かれます。
- 年齢と学年:小学校修了後、通常は12歳で中学校に入り、15歳で中学校を修了(義務教育はここまで)。高等学校は15〜18歳の3年間が一般的で、多くの生徒が進学します。
- 進路:高等学校修了後は大学・短期大学・専門学校への進学、あるいは就職が一般的です。高等学校卒業資格は就職・進学の基本資格になります。
アメリカでの中等教育
- 学校区分:中等教育は概ね2段階に分かれます。中学校(Middle School/Junior High、一般に6~8学年)と、高校と呼ばれるHigh School(9~12学年)です。
- 年齢の目安:中学校は11~14歳ごろ、High Schoolは14~18歳ごろで、卒業は通常18歳です。
- 卒業と進路:High Schoolを卒業するとHigh School Diplomaを取得します。大学進学を目指す場合はSATやACTなどの入学試験や成績評価が使われます。義務教育の終了年齢や中退可能な最少年齢は州ごとに差があります(多くの州で16歳前後が目安)。
イギリスでの中等教育
- 学校の種類:イギリスでは中等教育の学校形態に幅があり、公立学校(state schools/国公立)や文法学校(選抜制)、総合学校(comprehensive)などがあります。
- 学年と年齢:一般に11歳(Year 7)で中等教育に入り、16歳(Year 11)で一度の区切りを迎えます。16歳時に受ける公的資格に向けて学ぶのが前期中等教育の主な目的です。
- 資格・その後:16歳の節目で受ける代表的な資格がGCSE(General Certificate of Secondary Education)です。さらに学び続ける場合はシックスフォーム(Sixth Form)やカレッジで16~18歳向けの教育を受け、A-levelsなどの上位資格を取得して大学進学を目指します(※学校によっては16歳以降の教育を提供しない場合もあります)。
オーストラリアの中等教育
- 開始と修了:一般的に中等教育は12歳前後で始まり、州によりますが多くは16歳または18歳で終了します。
- 学年区分:前期中等(Year 7–10)と後期中等(Year 11–12)に分かれるのが一般的です。Year 11・12を「シニアセカンダリー」と呼び、大学入学に必要な成績(各州の卒業証書やランク)を取得します。
- 注意点:一部の学校や州では、10年生までの設定で、その後は別のカレッジ形式で11・12年生を学ぶ場合があります。
卒業・資格試験について
中等教育の修了時には、多くの国で何らかの統一的な評価や資格試験が行われます。たとえば、イギリスでは中等教育修了時にGCSEを受験するのが一般的です。ほかにも各国・地域で高等教育や就職に向けた最終評価(高等学校卒業証書、A-level、各州の資格等)があり、これらが大学入学や職業訓練への道筋になります。試験を受けるタイミングや種類は国や学校によって異なるため、進学や留学を考える際は該当地域の制度を確認することが重要です。
まとめ(ポイント)
- 中等教育は世界共通の「第二段階」の学びであるが、開始年齢・学年区分・学校形態・卒業資格は国ごとに大きく異なる。
- 進路は「大学進学」「職業教育・専門学校」「就職」などに分かれ、後期中等教育(16~18歳)での選択が重要になる。
- 留学や転学をする場合は、現地の学年対応・卒業要件・試験制度を事前に確認すること。特に16歳前後の学年移行点(GCSEやYear 11など)は制度差が顕著です。
ご希望であれば、特定の国(例:日本・アメリカ・イギリス・オーストラリア)の学年対応表や、主要な卒業資格(GCSE、A-level、High School Diplomaなど)の詳しい説明を追加で作成します。どの国の情報を優先しますか?
質問と回答
Q:小学校の次のステップアップは何ですか?
A:小学校の次のステップアップは中等教育です。
Q: イギリスの中等教育にはどのような種類がありますか?
A: イギリスのセカンダリースクールは、公立校、文法校、総合校のいずれかになります。
Q: オーストラリアでは、一般的に何歳から中学・高校に入学し、何歳で卒業しますか?
A: オーストラリアでは、一般的に12歳で中等教育を受け始め、16歳または18歳で卒業します。
Q: アメリカでは、中等教育制度はどのように分かれているのですか?
A:米国の学校制度では、中等学校は通常2つの別々の学校に分かれています。一つはミドルスクールと呼ばれるもので、6年生、7年生、8年生で構成されています。もう一つはハイスクールと呼ばれるもので、9年生から12年生まであります。
Q: アメリカでは何歳で高校を中退できるのですか?
A: 各州の法律により、高校を中退することができます。最低年齢は16歳です。
Q: オーストラリアでは、11年と12年は通常の高校生活に含まれるのでしょうか?
A: オーストラリアのいくつかの学校では、11年生と12年生が通常の高校生活の一部となっています。また、10年生までしか進級できない学校もあります。その場合は、11年生と12年生でカレッジに進学します。
Q: イギリスでは、学業終了時にどのような試験を受けるのですか?
A: イギリスでは、中等教育終了時に、中等教育修了証(General Certificate Secondary Education:GCSE)を取得します。
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