スターアップル(Chrysophyllum cainito)
アカテツ科の熱帯果樹。果実を横切りにすると種子室が星形に見え、甘い果肉をもつ。カリブ海地域、中米などの温暖な地域で生食やデザート用として親しまれている。
スターアップル(Chrysophyllum cainito)は、熱帯地域で広く栽培される常緑樹およびその果実である。英語の一般名にはスターアップル、カイミトがある。「スターアップル」という名は、熟した果実を横断面で切った際に見える、種子室の特徴的な星形の配列に由来する。植物学的な詳細と同定については、Chrysophyllum cainitoを参照。
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光沢のある楕円形の葉をつけ、小さなリンゴまたはオレンジほどの大きさの丸い果実を実らせる。果実には紫色と緑色の代表的な型があり、果肉は通常、半透明で多汁かつ甘い。果皮の近くには乳白色のラテックスがみられることがある。種子は放射状の室に収まり、これが星形の模様を作る。木材と樹皮には、アカテツ科に典型的なラテックスが含まれる。
特性と栽培
- 樹形:中高木の常緑樹で、理想的な条件下では高さ10~20メートルに達することが多い。
- 気候:熱帯から亜熱帯に限られ、霜に弱く、温暖で湿潤な環境を必要とする。
- 果実:切り分けて生食される。果皮は通常食べず、渋味をもつことがある。
カリブ海地域および近隣の熱帯アメリカ原産で、熱帯アジア、アフリカ、太平洋地域にも導入されている。降雨量と気温が生育に適する地域では、家庭菜園や小規模果樹園でよく栽培される。分布と地域への導入に関する記述は、園芸資料の分布に関する注記で扱われている。
利用・味と特記事項
果肉は甘く、ほのかに花を思わせる風味で珍重され、生食のほか、スムージー、デザート、ときには保存食にも用いられる。栽培地では伝統的な薬用利用や地域の料理法もある。果実に毒性はないが、果皮と未熟な果肉には渋味がある。レシピと料理での利用については、料理での利用を参照。
星形の模様が一般名の由来であり、品種によって果皮の色や甘さは異なる。一般に生で食べられるが、最も良い風味を得るには完全に熟している必要がある。栽培者は粘着性のあるラテックスに注意し、低温害のおそれがある場所への植栽を避けるべきである。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com スターアップル(Chrysophyllum cainito) Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/93422