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スティグマ(ギリシア文字・数字)

スティグマ(Ϛ、ϛ)は、シグマ+タウの歴史的なギリシア語合字で、やがて6を表す独立した記号としても用いられた。写本、活字、ギリシア数字体系に現れる。

スティグマ(ギリシア語: stigma、Ϛ は大文字、ϛ は小文字)は、ギリシア文字の伝統に見られる歴史的な記号である。もとは中世の筆記で用いられた、シグマ(σ)とタウ(τ)を結合した合字で、のちにギリシア数字体系における6を示す専用記号として使われるようになった。stigma という語自体はギリシア語で「印」または「刺し傷」を意味し、文字記号としての起源を反映している。

形と機能

視覚的には、スティグマは標準的なシグマの形と明確に異なる。小文字の ϛ は尾を引いた小さな s に似ており、大文字の Ϛ はより角ばった変形である。本文中では、この合字は子音連結 /st/ の略記として機能し、ビザンツ期の写本や初期の印刷ギリシア語で頻繁に見られたが、書体が個別の字形を標準化すると次第に姿を消した。

数字としての用法と歴史的発展

数字としてのスティグマは、文字が数を表すギリシア数字の伝統で 6 を示す。これは、もともと音 /w/ を表し第6位に置かれていた古字ディガンマ(ϝ)を含む、より古いアルファベット順の体系に由来する。時間の経過とともに、ディガンマの字形と機能、およびシグマ–タウ合字の外見と用法が近づき、スティグマの形が6の慣用記号となった。

用途と区別

  • 写本の略記: 書記は、連続する「+st+」が現れるときに、空間を節約し書く速さを上げるため合字を用いた。
  • 数字: 一覧、日付、碑文ではスティグマ記号が 6 を表す(たとえば、1〜9、10〜90、100〜900 の記号が字母を用いる数表記)。
  • タイポグラフィと符号化: 現代の書体や文字集合には、スティグマをシグマやディガンマとは別に表示できるよう、独立した字形が含まれている。

スティグマを、普通のシグマ(σ または語末形 ς)や他の古字と混同しないよう注意が必要である。歴史的には関係があるが、それぞれの記号は書記と数表記で異なる役割を持つ。より広いアルファベットの文脈については ギリシア文字 を、文字に数値を割り当てる体系については ギリシア数字 を参照。

関連項目

著者

AlegsaOnline.com スティグマ(ギリシア文字・数字)

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/93926

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