STS-1 — スペースシャトル・コロンビア初飛行(1981年4月)
STS-1は、1981年4月にコロンビアが実施したNASAスペースシャトル計画の初の軌道ミッションである。2人の乗組員が、37周の短期試験飛行でオービターのシステムを परीक्षणした。
概要
STS-1は、NASAの宇宙輸送システム(スペースシャトル)における最初の運用飛行であり、オービター「コロンビア」の初宇宙飛行であった。このミッションは4月12日に打ち上げられ、1981年に実施され、4月14日に地球へ帰還した。再使用可能なシャトル構成の基本的能力を実証する、短期間の有人試験飛行であった。
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10 画像乗組員と機体
2人の乗組員は、いずれも経験豊富なテストパイロットで宇宙飛行士でもある船長ジョン・ヤングとパイロットのロバート・クリッペンで構成された。使用されたオービターはスペースシャトル・コロンビアで、外部燃料タンクと2基の固体ロケットブースターを備えた完全なシャトル構成で飛行した。コロンビアは運用上のペイロードを搭載せず、飛行システム、熱防護、および再突入時の性能の実証に重点が置かれた。
飛行計画と目的
STS-1は軌道上試験として計画され、上昇時の性能の確認、軌道上システムの評価、再突入時における耐熱シールドの健全性の確認、さらにオービターの進入・着陸能力の検証を目的とした。ミッション中、コロンビアは地球を37回周回した。飛行では、タイル式熱防護、アビオニクス一式、大気圏内飛行および着陸に用いる操縦翼面の点検が行われた。
歴史的背景と意義
最初の有人宇宙飛行からおよそ20年後に打ち上げられたこのミッションは、再使用可能な宇宙機と有人軌道輸送の発展における大きな一歩となった。STS-1は、完成したばかりの軌道機が初飛行で乗組員を搭乗させた点で注目される。これは有人宇宙飛行の試験では珍しい方式であった。
成果と遺産
STS-1はシャトル構想の多くの要素を実証し、後続の飛行や運用手順の形成につながる運用経験をもたらした。このミッションにおけるコロンビアの成功は、その後数十年にわたる衛星放出、科学実験、宇宙ステーション建設へとシャトル計画が拡大する道を開いた。STS-1から得られた教訓は、計画全期間を通じて用いられた安全性審査、整備慣行、機体改修に影響を与えた。
主な事項
- 最初のシャトル軌道ミッションであり、コロンビアの初飛行。
- 乗組員はジョン・ヤングとロバート・クリッペンの2人。
- 着陸前に37周回を完了した、短期間で目的を絞った試験飛行。
- 再使用可能な軌道用ハードウェアと熱防護システムの実環境での性能を実証した。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com STS-1 — スペースシャトル・コロンビア初飛行(1981年4月) Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/94356