群れ(動物の集団行動)
群れとは、多数の動物が密集して集まり、共に移動または行動する現象である。昆虫でよく用いられるが、鳥類や魚類にも見られ、ロボット工学や計算機科学のモデルにも着想を与えている。
群れとは、個々の生物が集団として行動または移動する、大規模でしばしば高密度な集合を指す。通常は、中央の統制なしに協調する動物の集団に用いられる。群れの行動では、局所的な相互作用と単純な行動規則によって、同期した移動、素早い隊形変化、突発的な分散といった大規模なパターンが生み出される。
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8 画像特徴
群れには一般に、近接している多数の個体、移動方向の整列、集団全体への迅速な情報伝達、捕食者や資源に対する創発的な反応という特徴が見られる。この現象は、とりわけ飛翔性または渡りを行う種を含む昆虫で最も頻繁に記述されるが、同じ原理はほかの分類群にも見られる。
例と重要性
代表例には、巨大な移動集団を形成するバッタの大量発生、捕食者を避けるために一体となって向きを変える密集した魚の群れ、雲のように変化する形をつくる鳥の大群飛行がある。群れは採餌の成功率や捕食者回避を高める点で有益になり得る一方、害虫が農作物に被害を与えたり病気を広げたりする場合には有害にもなり得る。
研究者は、生態学的な動態を理解するとともに、多数の単純なエージェントが局所的な相互作用を通じて複雑な課題を達成する、群ロボット工学や分散コンピューティングなどの人工システムに着想を得るため、群れを研究している。
多くの脊椎動物も協調した集合を形成するが、用語の区別は重要である。大きく協調した集団で移動する哺乳類は通常、群れと呼ばれ、この区別は厳密な生物学的な境界ではなく、社会構造と移動様式の違いを反映している。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com 群れ(動物の集団行動) Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/95434