ビアンカの大冒険(1977年)— ウォルト・ディズニーの長編アニメーション映画
救助救援協会に属する2匹のネズミが孤児の少女を救う、1977年のディズニー製アニメーション・コメディドラマ。マージェリー・シャープの小説に基づき、声優陣と1990年の続編でも知られる。
概要
ビアンカの大冒険は、ウォルト・ディズニー・プロダクションズが製作し、ブエナ・ビスタ・ディストリビューションが1977年6月22日に劇場公開したアメリカの長編アニメーション映画である。マージェリー・シャープの複数の小説に登場する人物や着想を翻案した作品で、苦境にある人々を助けるネズミの国際組織、救助救援協会の物語を描く。コメディドラマ性を備えた冒険映画として広く位置づけられ、ウォルト・ディズニー没後の同社における長編アニメーションの過渡期を代表する一作でもある。
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2 画像あらすじと主題
物語の中心となるのは、慎重な性格のネズミの捜査員バーナードと、洗練されたミス・ビアンカである。2匹は、デビルズ・バイユーと呼ばれる人里離れた湿地帯に監禁された幼い孤児ペニーを救うため、志願して任務に就く。彼女を捕らえているのは、財宝を狙うマダム・メデューサである。本作は軽快な場面と緊迫感のある場面を織り交ぜながら、自分たちよりはるかに大きな問題に立ち向かう小さな救助者たちを通じ、勇気、思いやり、チームワークを描いている。
登場人物と声優
主要な声の演技は本作の魅力を形づくった。バーナードはボブ・ニューハート、ミス・ビアンカはエヴァ・ガボールが担当し、孤児のペニーと敵役のマダム・メデューサは、それぞれミシェル・ステイシーとジェラルディン・ペイジが演じた。控えめで人物中心の語り口により、物語は華やかな見せ場よりも主人公たちの機転に焦点を当てている。
製作と公開
本作はしばしばディズニー・アニメーション作品群の第23作に数えられ、当時の伝統的な手描きアニメーション技法で製作された。劇場で初公開され、商業的な成功を収めるとともに、家族向けの観客から広く支持された。世界の諸機関の陰で活動するネズミの組織として描かれる救助救援協会は、国際協力を遊び心豊かに表現し、本作の前提を支える印象的な想像上の設定となっている。
評価と続編
人気を受けてディズニーは劇場用続編ビアンカの大冒険 ゴールデン・イーグルを救え!(1990年)を製作した。これにより本作は、劇場公開の続編を生んだ同スタジオ初の長編アニメーション映画となった。続編は舞台をオーストラリアに移し、新たな人物を導入したが、1977年の本作は声優陣、物語の魅力、そして20世紀後半における同スタジオのアニメーション表現の発展の中で占める位置によって、現在も重要視されている。
特筆される点
本作は緊張感のある救出場面にコミックリリーフと感傷的な瞬間を組み合わせ、幅広い家族層に訴求した。文学作品を原作としつつ、それらの物語を簡潔で親しみやすい映画へと再構成している。救助救援協会という発想と、意外性のある英雄的な2人組の組み合わせは、アニメーション冒険譚に対する本作の最も長く残る貢献の一つである。
関連項目・参考情報
関連項目
著者
AlegsaOnline.com ビアンカの大冒険(1977年)— ウォルト・ディズニーの長編アニメーション映画 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/98730
出典
- variety.com : "Review: 'The Rescuers'"