1985-86NHLシーズンは、ナショナルホッケーリーグの第69シーズンであった。21のチームがそれぞれ80試合を戦った。このシーズンは、リーグの理事会が、NHLのレギュラーシーズンの総合成績が最も良いチームに贈られるプレジデンツトロフィーを導入した年でした。エドモントンオイラーズは、この賞の最初の受賞者となった。
モントリオール・カナディアンズは、最終シリーズでカルガリー・フレームズを4勝1敗で破り、スタンレーカップを獲得した。
レギュラーシーズンの概況
この年のレギュラーシーズンは、伝統の強豪チームと新興勢力がしのぎを削ったシーズンでした。21チーム、各80試合というフォーマットの下で、エドモントン・オイラーズは攻守にわたって高い水準を示し、プレジデンツ・トロフィー(シーズン最優秀成績チーム)創設の初代受賞チームとなりました。オイラーズはウェイン・グレツキー、マーク・メシエ、ジャリ・クリらの攻撃陣と、堅実な守備力で得点力を発揮しました。
プレーオフとスタンレーカップ争い
プレーオフでは各チームがトーナメント方式で頂点を目指し、最終的にモントリオール・カナディアンズとカルガリー・フレームズがスタンレーカップ決勝で対戦しました。カナディアンズはファイナルを4勝1敗で制し、チームにとって重要な栄誉を取り戻しました。
このシリーズで特に注目されたのは、当時若手だったゴールテンダー、パトリック・ロワの台頭です。ロワはプレーオフを通じて卓越したセーブを重ね、カナディアンズの優勝に大きく貢献。プレーオフMVPに相当するコーン・スミス賞(Conn Smythe Trophy)を受賞し、一躍スター選手となりました。
主な出来事と意義
- プレジデンツ・トロフィー創設:レギュラーシーズンでの成績を公式に称える新しい栄誉が導入され、シーズン通しての一貫性がより重視されるようになった。初代受賞はエドモントンオイラーズは。
- モントリオールの復権:カナディアンズはファイナルで4勝1敗と安定した戦いぶりを見せ、チームの伝統と実力を示した。多くのファンにとって印象深い優勝となった。
- 若手選手の台頭:特にパトリック・ロワのような若手ゴーリーの活躍は、翌年以降のチーム編成や戦術にも影響を与えた。
- プレジデンツ・トロフィーのその後:以後、プレジデンツ・トロフィーを獲得するチームが必ずしもスタンレーカップを制するとは限らないことから、レギュラーシーズンの好成績とプレーオフ成功の因果については継続的な議論が行われている。
補足(記録と人事)
このシーズンはリーグ全体でのハイレベルな攻防、スター選手の活躍、新制度の導入などが重なり、NHL史において記憶されるシーズンの一つとなりました。個人賞や得点ランキング、詳細な試合データなどは公式記録やシーズンレビューで確認できますが、特にプレーオフでの若手の台頭や、プレジデンツ・トロフィー創設という制度面の変化が長期的な影響を残しました。