イギリス国鉄108形
イギリス国鉄ダービー工場で1958年から1961年に製造された第1世代ディーゼル動車。333両からなる汎用的な車両群は地域・支線運用に就き、多くは後に保存された。
イギリス国鉄108形は、BRのダービー工場で1958年から1961年にかけて製造された第1世代のディーゼル動車(DMU)である。全国の鉄道路線で使用するため、個別車両として計333両が完成した。英国鉄道の戦後近代化の一環として造られたこれらの車両は、蒸気機関車牽引による地域線・支線の列車を、実用的かつ経済的に置き換える役割を担った。108形は、設計面・運用面で多くの特徴を共有する他の初期DMUとともに論じられることが多い。こうしたディーゼル動車は、短距離路線における編成の柔軟化と折返し時間の短縮に貢献した。
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6 画像設計と特徴
108形の車両は、第1世代DMUに共通する実用本位の外観と技術を採用していた。床下にディーゼルエンジンと、当時一般的だった動力伝達装置を搭載し、車体と客室配置は短距離から中距離の旅行に適したものだった。多くの編成は2両で構成されたが、運用期間中には編成形態が変わることもあった。外観には当時用いられていた標準的な通路およびコンパートメントの構成が見られ、乗客用の乗降扉も当時の基準を反映していた。
運用の歴史
1950年代後半に導入されたこれらの車両は、地域線と支線を中心に広く運用され、数十年にわたり第一線で使用された。保守とオーバーホールは、製造地であるダービーを含むBRの施設で行われた。新型車両の登場と運用上の要請の変化に伴い、108形は次第に輸送量の少ない路線へ転用され、1980年代から1990年代にかけて定期旅客列車の運用から退いた。
用途と遺産
108形はその現役時代、通勤列車、地方列車、地域列車など多様な列車に用いられ、経済性と構造の簡明さが評価された。イギリス国鉄での引退後は、歴史的意義と比較的単純な機械構造から、多くの車両が保存に適するとされた。いくつかの編成および単独車両は保存鉄道で現存し、ボランティア団体や信託団体によって維持されている。それらは20世紀半ばの英国における地域鉄道旅行を伝える生きた実例となっている。
主な事実と位置付け
- 1958年から1961年にBRダービーで製造され、総生産数は333両に達した。
- 多くの地方路線で蒸気機関車を置き換えた、より広範な第1世代DMU計画の一部であった。
- 保存された車両は現在も残り、歴史研究者や愛好家の関心を集めている。BRダービーは、製造と初期の保守に関する記録でしばしば言及される。
108形は、蒸気機関車時代後のイギリス国鉄における実用的な技術と運用思想を示す車両である。経済性、整備の容易さ、そして20世紀半ばの英国鉄道に特徴的だった数多くの短距離列車への適応性を重視し、質実で堅牢な列車として設計された。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com イギリス国鉄108形 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/14314
出典
- railcar.co.uk : "History of the Class 108"