パレ・ブルボン|フランス国民議会の議事堂と建築史
パリのセーヌ左岸に建つ18世紀の宮殿で、フランス国民議会の議事堂。貴族の邸宅として始まり、のちに新古典主義の要素が加えられた。
パレ・ブルボンは、パリのセーヌ川左岸に建つ著名な政府建築である。現在はフランス国民議会の議事堂として知られるが、もとは貴族の邸宅として出発し、数世紀をかけてフランス下院の本会議場へと発展した。
起源と立地
18世紀初頭、ルイーズ・フランソワーズ・ド・ブルボンのために建設され、当初は私邸、すなわちオテル・パルティキュリエであった。7区という立地は、左岸に集まる国家機関の一角を占め、セーヌ川に面して、歴史ある散策路や橋の近くに位置する。宮殿に隣接するオテル・ド・ラセイは、歴史的にも機能的にも議会指導部と結びついている。
画像ギャラリー
10 画像建築と内部
この複合施設には、いくつもの建築様式の層が重なっている。初期の配置は、格式ある都市邸宅の特徴である中庭、応接室、私室を備えていた。19世紀には、ファサードと儀礼空間が新古典主義の語法で改変され、列柱のポルティコや装飾豊かな部屋が設けられた。内部の主要な討論室は半円形のヘミサイクルとして配置され、ギャラリー、天井画、タペストリーが建物の儀礼的役割を際立たせている。
政治史と用途
18世紀末の激動の後、パレ・ブルボンは徐々に議会制度の施設を収める建物へと転用された。現在も、議論を行い法案を可決する議員たちの会議の場であり続けている。所有と用途は時代とともに変化し、完全に立法の中心へ転じる以前には、コンデ公家や他の貴族家の主要なパリの邸宅でもあった。その貴族系譜についてはコンデ公家も参照されたい。
一般公開と意義
主として政府の執務の場である一方、パレ・ブルボンの一部は特別な機会やガイド付き見学で公開され、フランスの政治儀礼や壮麗な室内装飾を知る手がかりを与えている。建物はフランスにおける代表制政府の建築的象徴としてしばしば言及され、いまも国政の中心的な存在である。
- 機能: フランス国民議会の議事堂。
- 起源: 18世紀初頭の貴族の邸宅。
- 様式: オテル・パルティキュリエの構成に後世の新古典主義要素が加わる。
- 隣接施設: オテル・ド・ラセイ。議会指導部に結びつく公邸。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com パレ・ブルボン|フランス国民議会の議事堂と建築史 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/74130
出典
- histgeo.oustricb.free.fr : Le Palais Bourbon